あたくしの脳にぼんやりと刻まれている情報によれば、SQLiteは文字列と数値しか扱えないはず。
日付どうする。いやセンセ、日付ぐらいは扱ってくれてもいいのでは。
さておき、SQLAlchemyを通した場合に、なにか賢い仕組みがあるはず。

SQLAlchemyのマニュアルの当該ページには、

Date and Time Types

SQLite does not have built-in DATE, TIME, or DATETIME types, and pysqlite does not provide out of the box functionality for translating values between Python datetime objects and a SQLite-supported format. SQLAlchemy’s own DateTime and related types provide date formatting and parsing functionality when SQlite is used. The implementation classes are DATETIME, DATE and TIME. These types represent dates and times as ISO formatted strings, which also nicely support ordering. There’s no reliance on typical “libc” internals for these functions so historical dates are fully supported.

超訳:
SQLiteは日付型持ってない。SQLAlchemyが独自にこさえてる日付とかの型は、日付フォーマット+SQLiteで使った場合に動作するようになってる。その対象になってるのはDATETIME、DATEおよびTIMEだ。
これらを使う場合に限っては順番とかもちゃんと正しく動くし、ISOフォーマットされた文字列として日付と時刻を表現する。
で、こいつらはlibc内の関数に依存していないので、歴史的な日付が完全にサポートされている。

うわー自信ない。特に最後の一行。逆に読んでたらどうしよう。だって「libc非依存なのでヒストリカルデートが完全にサポートされてる」って、前後つながってる感がない。
だいたい、libcってなんだ。cのライブラリか。

ちょろっと見るとORACLE様の変なページが見つかり、「表 2–10 libc の日付と時間の処理関数」というところで以下の3つの関数の記述がある。

  • getdate() ユーザー形式の日付と時間を変換する
  • strftime() 日付と時間を文字列表現に変換する。
  • strptime() 日付と時間の変換

ははあ。こいつら完全にあたし見たことあるわ、phpで。phpのあの関数ってこいつらをラップしてたんだろか。
見てみる。
こんなページがあった。
PLEAC-PHP(http://pleac.sourceforge.net/pleac_php/datesandtimes.html)

これによると、phpはいろんな方法で日付のサポートをしていて、

  • UNIX/Cライブラリベース
    (localtime, gmtime, strftime, strptime, mktime, time, getdate, gettimeofday)
  • PHPのネイティブ関数(date,strtotime)
  • DateTimeクラスベース

日付の扱い方にこういう種類があるんだよ、とある。
phpのstrftimeとかははラッパーだったんだー、いやそういう感じのことなんだろうなとは思っていたがちゃんと理解した。
Library [libc]-based routinesってことは、Cのライブラリってのがlibcってことでいいんだな。なので、SQLAlchemy+SQLiteにおきましては、こいつらには関係ない作りになってます。ってことですね。
いやー勉強になりました。

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