佳境。
カルトナージュ
カルトナージュがなんなのかなんて今さら訊く者もいないと思うが、ハコの外見を整えるべく合皮を貼り始めた。さっさと終わらせて閉じ、夕刻からはじまるベータで使ってみたい。
とかいう目論見は甘かった。
この合皮の革は裏面にノリが塗布してあって、シールみたいに紙を剥がしてはるやつだ。自分でノリを塗らなくていいのでめちゃ楽なんだが、前回のアケコン制作で使ったきりだったのでノリが劣化しており、張り付きが弱くなってしまっていた。
ボンドを水で溶いてハコに塗って解決しなければならない。
面倒くさい。
ヘラで伸ばして伸ばして合皮はってこすってこすって、を延々やっているうちに16時が過ぎ、オープンβテストが始まってしまった。むぐぐ。
また、貼り途中でミーティングが挟まったせいで一部の貼り付け工程で事故って貼り直しになり、箱の裏面が荒れてしまった。仕事中にやるのは良くなかったなあ。
ボンドを薄めて使ったので、このまま蓋をしちゃうとたぶん中でカビが出る。しばらくは乾燥させないといけないから、βテスト中は古い方だけでプレイすることになりそうだ。
今回箱作りから何から色々と失敗していて学びもあるんだが、やはり最終の工程でもちゃんと失敗がある。
これを土台にもう一台作りたいが、前回も「試作品だからこれを土台に」とか言ったまま今に至っているので、真の完成品を見ることはないのかもしれない。
電線とかファストン端子とかいろいろ届いてて、資材潤沢なんだけどなー。
6始まって落ち着いたらもう一個作りたいなあ。