ノロノロと進捗しております。
まずは枠の接着が終わったので、収まり具合のイメージをつけるべく、収納予定のかばんにいれてみる。

いい感じに見えますが厚みがギリギリ

まーまー収まるかな、といった具合。わるくはない。角はちゃんと落とさないと後で困りそう。堅牢性も確保したいので、補強もいろいろ考える必要がある。

さっさと組みあげてしまいたいと気は逸るが、順番というものがある。
表面処理がまだだ。
端切れの木に塗料や蜜蝋を塗ったり、ヤスリがけやカンナがけをして、どんな見た目になるのかを試している。
とくに「手を抜いた場合にどうなるか」に注意を向けている。
製材やカット依頼時についた細かな傷が、色を乗せると急激に目立つようになる。事前の研磨をしっかりして、傷という傷を消し、接合した枠の段差をなくさねばならない。
うっかり機械で磨くやつを買っちゃったので、届いたら試す。ビカビカに仕上げてから色をのせ、蜜蝋で仕上げてまた磨くつもり。

日中に届け物があった。箱が重い。
開けると待望の品が入っている!昼ごはんもそこそこにして、モノを組み立てて、ワークベンチと一緒にベランダへ。

木の粉やおがくずは鉢にまかれる

手押しボール盤みたいな。組み立てて感心したけど、単純な機構ながら大変によく考えて設計されている。これ作った人はほんとに楽したくて最初の一台を作り、改良を重ねて利便性を追求したんだろうなと伝わる製品だった。

マイルズクラフト(Milescraft) ドリルメイト ドリルスタンド 1318
これ。電動ドリルをつかう類似の商品はたくさんあんだけど、大抵がドリルの首をクランプで固定するタイプ。
あたしの持っているドリルはテーパー状になっているので、クランプで固定が難しかった。今回買ったこれは首を固定するのではなく回転軸の両側にドリルとビットを付ける恰好なので機種を問わず装着できる。

手持ちの電動ドリルをてっぺんにセット
ドリルビットを所定の位置にセット
ドリル回してぐぐっと押し下げる
この手順で垂直に穴あけができる。やばい。押すのが少々おっくうではあるものの、手持ちのドリルを有効活用するにはベストな選択だと思える。
ラックとピニオンギヤをつかって、押し下げ機構を作れないもんかと思案しているがこれはそのうち。
とにかく、簡単にきれいな穴あけができて満足。

実にきれいに穴が開く!

ぐらつかないように固定したりはするものの、ドリル自体はただ下ろせば良くなったのがめちゃくちゃ良い。
ホムセンでボール盤借りたときの快適さが忘れ難かったのだが、これで解決だ。hitboxの穴あけはこのさき何度もやると思っているので、その作業を大幅に改善できたのは嬉しい。

この機械が日本で「ボール盤」と呼ばれる由来は、オランダ語の「boor-bank(「ドリル台」の意)」と言われている。つまり「盤」は単なる当て字である。

Wikipedia ボール盤

知らなんだ。賢くなった。

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