生まれて初めてMMOをやります、ゲームのセオリー的なことはほぼ知りません、みたいな、ちょっと我々の世界観からは想像もつかない人種というのが、実は存在しています!!
まあ存在してんのは当たり前なんだけど。
○○ってことは△△ってことでしょ?と、長い年月の間に培われてきたゲーム分野の経験値が、我々には積み上がっています。いますね?
序盤こんなホニャララなわけないからどっかにクエあるでしょ、とか、こいつ火ってことは水でアレすればいいんでしょ、とか、色々とベースになってるものがある。
で、この手のベースがまるで無いひとがヨメの知人におり、さいきんFF14に参加しましたので、ちょっと遠目にみてたりしています。
ノンアクティブ/アクティブとかも概念ないので、「何故か急になにかから襲われたこわい逃げよう」みたいなロジックで動いてるんですよ。マップの端まで逃げる。どのくらい逃げたらターゲット切れるかとか、そういう概念ない。敵がなんか技使うっぽいシーンでも、なんで地面光ってるのかなーくらいにしか思わない。
ゲームの世界で使われてる記号をそもそもしらないと、こうなるんですね。
面白いです、見てて。
ひるがえって考えてみますと
「効率とか考えずにまったりと~」
ご存知のとおりあたくしはこの「まったり」という言葉を使う人種は信用ならんと常日頃から思っているわけですが、「まったり」はともかく「効率を考えずに」のくだり、ここには、いささかの語弊があると言いますか、かなり属人的なパラメータなのだなと感じさせられたわけです。上の例にある人を見ててそんなことを考えたのね。
効率を(それほど)考えないことと、そもそも効率のよい行動を知らないこととの間にはけっこうな谷間が口を開けており、その行動が効率を求めているかいないかは当人にとってのものであって、他人から同様に見えるわけではないんですよね。あたりまえのことなんですが。
「○○ちゃん遠回りし過ぎだよ~」
「わたし効率とか考えずに遊んでるんだし」
みたいな話はよくあるけれど、双方の視点が同じなわけないんだから仕方ないんですねー。
つい言っちゃうんでしょうけど言ってもだいたい無駄って話。
ハァ?と思われる向きは、バカの壁を読みましょう。コミュニケーションロスの多い人生を送っている理由がまるっと書いてあります。
いちいち他人様の遊び方にケチつけんじゃねえよ、ってのと、もしアドバイスしてあげたいときは、アドバイスを求められた時にしましょうね、というのを改めて心に留めおきたい。
親切に何かしてあげるというのが、人に親切にしてる素晴らしい私は素晴らしいといった充足を得るためにやってるところってかなりあると思っています。つまり自慰行為であるとあたしは認識しているわけです。あたしがそういった行動をとっている場合も含めてですよ。
で、他人様の自慰行為を見て楽しい気分になるというのは特定シチュエーションに限られますので、そういった行動に移られる際には、やりすぎてキモくないかなと自身を俯瞰することも忘れたくないものだなと、そんなことに思いをいたすメンテ日だったりするのであります。
ご清聴ありがとうございました。
はじめまして。
パン作りでぐぐったらおねーさんブログにたどり着き、ちょっと前からロム専してました。(´・ω・)ノ
まったり代表ではありませんが、ユルーい遊び方になってきてたりする自分もいるのでやっぱり耳がイタイものがあります。
ネトゲは特にヒトリではできないコトも出てくるし、画面の向こうの相手もいるし。
ひとりのトキと地図とか見ないでいきたいんだよおおおとか思うコトもあります。
ナカのヒトのリアルが優先されちゃうと効率とかキビしくなるような気がしなくもないよーな。
なんかまとまらなくてごめんなさい。(つД`)
つきみさんこにちは。ご訪問ドモです!
>ひとりのトキと地図とか見ないでいきたいんだよおおおとか思うコトもあります。
ありますよねー。
人のペースと自分のペースが同じなわけないけど、自分がこう思ってるんだから相手も同じなはず、って思い込みが不幸を生むんですよね。
この手の善意はじつに厄介な問題をはらむことがあります。
個々がユルかったりキツかったりは、いいとおもうんですそのままで。
つい言いがちな「○○してみたら~?」とかの文脈が発生するときに、気をつけたいな、みたいな。
今後もお暇な時にでも読みに来てくださいまし。
>ノンアクティブ/アクティブとかも概念ないので、「何故か急になにかから襲われたこわい逃げよう」みたいなロジックで動いてるんですよ。
この手のロジックを経験から理解していく過程が一番面白いんだけど
なぜか日本のプレイヤーはトライ&エラーが嫌いな人が多いんだよなぁ。
攻略本文化のせいか、この気質が攻略本文化を作ったのか。
もともとは考えたりトライを繰り返すことに倦んじゃう人の受け皿として攻略本ってあったと思うのね。お前くらいバカでもこの本があればクリアできるぜ的な。
ゲームにもよるけど、攻略本買ってるやつバカにされてたりしたもん。
そーやってボトムに合わせた商売を繰り返してるうちに、ボトムがベースラインになり始めたってことかもしれないねー。根拠ないけど。
無論そんなの関係なく先頭をひた走る人というのは一定数いるし、多い少ない論はたぶん意味が無い、計測できないから。ま、目につくのは確かだし、繰り返すほど時間のない人もいるよね。
いろんなタイプの人のところまで、ゲームというものが浸透してるってことなんだろなー。