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見るところを変える

2021-05-26 | ストリートファイターV | コメントはまだありません

対空の話が続きます。
対空能力の改善に寄与するファクターはいくつかある(らしい)。

  • 対空のコマンド入力速度を向上させる
  • 上を見ることを意識する
  • 置きを振っている間に上を見る
  • 相手キャラの足元もしくは少し上を見る

どれかじゃなく全部解決してはじめて安定した対空が出る(んだろうなーと思っている)。

対空のコマンド入力速度を向上させる

入力もたもたしていると、見えてても落とせない。
大ボルトでも昇龍拳でもいいんだけど、出そうとしてから実際出るまでの時間を短縮できたら、単純に対空をするための余裕を確保できる。
さいきんは236の入力がかなり早くなったりはしていて、精度はひどいものの離し入力を使うといまのとこ最速で4フレで大ボルトを完成させることができている。
入力4F+発生7Fで10F(入力の最終フレームが発生と重なるので10F)。
ジャンプはたいてい全体45Fくらい。40F以降なんてほぼ地上なんで使える時間じゃないけど、たとえば20Fでジャンプに気づいて11Fで大ボルト出せたら、下りに差し掛かったあたりで捕らえることができる。

早い入力ができるようになってきてからの悩みだが、236の3がすっぽ抜けることが増えている。また、斜め下に入れてる状態からの大ボルトは136になったりして、これまた具合が良くない。
速度と精度をどちらも担保しなければいけない。

上を見ることを意識する

上を意識するのはかなりの難事。ただ飛んでくるだけのトレモなら落とせても、前ステやらを混ぜるとどうしても飛び以外の動作に目を持っていかれてしまい、上への注意を欠くという状態にすぐなってしまう。
正直、意識つってもよーという感があるしざっくりしすぎ(考え方であって方法じゃないというか)なので、ここは触れるだけにする。

置きを振っている間に上を見る

置きを振っている間に上を見るというのはなるほどそうかと思ったものだが、置き技の全体フレームなんてそんなに長くない。仮に2大Pを置いたとしても27F。そんなのぶんぶん押すわけにいかないので小Kとかが主になるはずだが、小Kの全体フレームは15Fだ。上を見ようかなと思う間に15Fなんて時間は過ぎ去ってしまう。
ただしこれは小K振るときは上を見るものだという意識付けというか、癖をつけていくことでできそうな気はする。見るぞー見るぞーじゃなくて自然とそうなってるのが理想かしら。

相手キャラの足元もしくは上を見る

飛びのモーションに反応できる視点を用意する。
目なんて無意識に動作する部品なのに、いったん意識的に使い、さらには無意識にできるようにするという話。ついこないだまで自キャラばっかり見てた人なので、負荷がかなり重たい。
気づくと自キャラのコマンド入力の行く末を目で追ってしまう。

また、なにもない空間を見ておく能力を培ったことがない。相手キャラの斜め上の空間を見ておき、そこにグラフィックが入ったら対空するという練習を始めたんだが辛い。普通じゃない疲れ方をする。
モニタと自分の位置関係に改善があったので、そもそも空中が視界にないですってとこからは脱却できている。見ようと思えば見られる環境にはなったので、黙々とやるだけだなという感じ。

この意識で対戦をすると、じつのとこ何もできないです。「いつなら上を見なくてもいいか」とかがわかってないから、必死に上だけ見てますでしょ。置きだの飛びだの、能動的な行動をするメモリが残ってない。
対戦相手からはろくにクラップも打ってこない消極的なやつという見え方をする。そうなると攻められる・上を見ていないといけない・でも横見ちゃう・その他諸々でオーバーフローして負けている。
勝ち負けはどうでもいいが、とくに相手がつまんそうなので申し訳ない。

余談:兵法の目付

対空の練習やらをしているとき、どうでもいいとこ細かく見てる気がするんだよなーと気づくことがあった。
相手が飛ぶかどうかを見るときに、相手キャラの顔がどうとかいう細かなとこにまで意識を張っておく必要はない。ないが、めっちゃよく見てない?って思ったの。
よく見えんのも問題なんじゃねえか。むしろ(メガネを外して)目をちょっと悪くして、細かいところが見えないからこそ逆に歩いたとか飛んだとか、動作そのものに注意を払えるんじゃないかと考えた。
んでこの試みはちょっとうまく行ってて、すこーし対空やりやすい気がしている。
よく見ないことでよく見るみたいなという表現でつぶやいてたら、友人が五輪書でとっくに書かれている話だと教えてくれた。

目の付ようは、大きに広くつくる目なり。
観見(かんけん)二つの事、観の目つよく、見の目よわく、遠き所を近く見、ちかき所を遠く見る事、兵法の専(せん)なり。

敵の太刀をしり、いささか敵の太刀を見ずという事、兵法の大事なり。工夫あるべし。
目の玉うごかずして、両わきを見る事、肝要なり。
斯様の事、いそがしき時、にわかにはわきまえがたし。
この書付をおぼえ、常住この目付になりて、何事にも目付のかわらざる所、よくよく吟味あるべきものなり。

五輪書

教養なさすぎて知らなかった。1643年の著作だって。378年前。
言ってることがよく分かる。あたしは見の目が強すぎていて、観の目がない。全体像を見渡すことなく局所にとらわれているから勝てない。
まさにそうでっす。
展開が早くなって忙しくなると、この目付(目配り)を忘れがちだよなんてフォローまで書いてある。老人待たせて木刀でボコったヤバい奴という認識だったが改めんといかん。
彼に印税は入らないが、Kindleで五輪書を買った。

あとで高く跳ぶためにしゃがんでいる、という気持ち

こんなことやれなくても瞬間風速ではあるもののウルトラシルバーにまで上がれてしまったって点がまずかった。守備の甘い相手にたまたまあたって、勢いで投げ投げコマ投げって入れて勝つのが続くとこのレベル帯にはなってしまう。が、ゴールドには歯が立たぬ。
相手が攻めるモードになったときはたいてい負けているので、もともと基礎が何も備わっていない自覚はあった。
イチから出直しだなあってくらいの感覚です。
もしこれが土台になったなら、そんときはするっと上、いままでよりももっと上に行けんじゃないのかなという期待は大きいです。
上への不安を払拭できたなら、そんときこそ品の悪いじゃんけんぽんでガツガツ押して勝つことも選択肢の一つとして使えるわけだし、少なくとも今の画面の見え方とはだいぶちがうスト5になっているはず。

前に書いた記事(飛びが見えない原因は周辺視野)で、どうも画面の下半分しか視界に入ってないと書いた。
また別の記事(引き続き目の話)では、熱がこもってくると顎を引いた姿勢でゲームするので物理的に上方向の視界が狭まっているというようなことを書いた。
このへんの解決を試みる一連の話です。

緊張すると顎を引くのはもう生理的な域の話なので努力で解決するというのはない。
で、あたしゃ立ち机を使っていて、天板の上にはモニタ2枚、鉄製のアーム2本、スピーカー他あれこれ乗っかっている。家人を手伝いに使ったとしてもこんな重量物の高さを調整するのは骨が折れる。たぶん怪我する。

はりさんは自分の力を過信しないので、死ぬほど安全で確実な調整方法を考えたい。それも「あれちょっと低いなw」とかでも萎えないくらい簡単にできる方法。
積載物をどかして動かすのは、調整ミスった際のダメージが計り知れないのでダメ。全部乗っけたまま高さだけを自分一人でなんとかする方法がいる。

車もバイクも持ってないのにジャッキアップ

となるとほぼ当然、ジャッキを使って上下させるのが現実的だ。安いのないかな。
バイクとか自動車を持ち上げる、古き良きジャッキがある。

こんなに安いの!!天板と積載物を支えるには十分な性能だし、なにより微調整が得意な道具なのがよい。
問題は可動域で、天板の高さは90cmとかあるのでジャッキだけではこの高さに届かない。脚立の上にジャッキを置き、それで調整を試みる。

  1. 脚立置いてその上にジャッキ置く
  2. ジャッキをクルクルして現在の高さに合わせる
  3. 机の留め具のロックを外す
  4. ジャッキをクルクルして目的の高さに合わせる
  5. 机の留め具のロックをかける
  6. ジャッキをクルクルして外す
  7. 脚立を取り外す

所要時間10分。
どうやって高さをいじろうか悩んでいた時間がバカバカしく感じるくらい、簡単に調整が終わった。はっや。
これにて、座ってたストールの高さ調整をてっぺんからベタにおろして良くなった。
格ゲー以外の普段遣いはストールの高さを一番下に、格ゲーのときは高めにしてモニタを上から見下ろせるようにできるようになった。

スト5やってみる

物理的には画面全域が視界に入るようになったはず。
だいたいなってる。顎を引くと圧迫はあるけど、以前ほどではない。これなら対空見えやすくなるんじゃない?
見えやすくっていうか、前はガ大げさでもなんでもなく見えてなかったから。
これまでのはりさんの視界はこんなかんじ。顎を引き上目遣いになっているのでグレーのとこはまぶたに塞がれて見えてない。
これに気づいたときは衝撃だった。
そりゃー物理的に上見えてないなら「敵が急に降ってきた」って見え方になるわって。

まるっぽ見えるようになったかというとそうでもないんだけど、かなりの改善はした。
いまは丁度スキル2を使ったりで考えることが増え、劇的に対空が出るかというとじつは全然出ない。が、物理的に云々という障害は排除できたよということで。

このあと、もいっこ対空改善の方法を試し始めることになるんだけども、それは別のアレで書く。

注意書き

真似する人もおらんと思うのだけど、脚立の上にジャッキのっけて上下するって作業はどう考えてもバランスや安定性に問題があります。重心捉えてなかったら?ジャッキに接触した天板がもろくて凹んだら?脚立がぐらついて調整中に崩壊したら?自分がよろけてジャッキを倒したら?とか、考えられる事故のケースはかなりあります。
作業中は机の下に潜った姿勢になるので回避は難しいでしょうし、積載物が破損するでしょう。
諸々のリスクを加味し、それでも考えうる全部のケースに対しての回答を用意・対応した上で高さ調節の作業は行われていて、記事に書いてないいろんな小物が実は使われています。
おんなじようなことやって怪我してもあたしゃ知らないので、そのへんだけよろしくおなしゃす。

スト5やっててもう1個の発見があった。
視界は最初のうちはいいんだが、だんだん視界が狭くなっていることに気づいた。眼球の上下動を意識しなきゃなあというとこなんだけど、違和感がある。
そうじゃない感じがした。
最初と何が違うだろうと考えて、顔がすこし下を向いているように思った。上目遣いの状態でモニタを見ているような感じだ。
ゲーム中にモニタの位置が変わるわけはないので、自分の視界はモニタの下半分とデスクの天板になっている。
これだと眼球を上に動かそうにも、すでに可動域の上限に近い。
見えるはずがなかった。

自分の目線より低めにモニタを設置しないとダメそう。
あたしは立ち机を使っていて、高さの調節は手動のやつなのね。モニタ二枚とアーム、スピーカーやらなんやらがごっそり載ったこやつを動かすのはなかなかの大仕事になりそう……。
※椅子は既に一番高い状態なので詰んでます

※たぶんおおかたの人類には関係ない話だと思います。

ジャンプ大Kのつま先が眼球から1ミリのとこでボタンを押すくらい反応の悪い私ですが、なんで反応が悪いのかの回答を一つ見つけることができた。さっき。
今の今までこの事実に気づいてなかった。なんならあたしの感覚器の性能の悪さの根源に繋がりかねないくらいの話だと思う。
あたし、目の使いかたを知らないで生きてました。
うへえ。

いや、散々聞いてきたわけです。記事も見た、Twitterでも言及があった、動画でも、なんなら配信のチャットで質問したことすらあった。
「画面のどこ見てゲームしてますか」
ちなみに相手キャラの上らへんを見てますとか、全体的にぼんやり眺めますとか、見ている風景は人それぞれぽい。
あれこれ情報をもらっていたものの、彼らの言っていることを本当には理解してなかった。

はりさんの視界

画像

あたしはこの黄色い枠のあたりだけを見ています(いました)。いついかなる状況にあろうとです。
「いついかなる」とは、相手が飛んでいるとかそういった様々の条件に関わらずということです。
つまりこの絵の状態の時、はりさん的には敵キャラの姿を見失っています。いなくなってビックリして20フレームほどを浪費し、(自キャラの近くまで移動してきたので)やっと見つけて中Pを押すのと被弾がほぼ同時という感じ。
同時というのは比喩とか盛ってるとかじゃない。これらの挙動をキーディスつきで録画して、ほんとに着弾前3Fとかでボタン押してる。

違和感

カゲのめくり飛び対応の練習をしていて気づいたのだが、どーも頻繁にカゲの姿が消えるわけ。
いま絶対見失ったよなあ、ずっと画面見てるし、いつ飛ぶかもわかりきっているのに見えなくなるのっておかしいなあと思っていた。
体のどこかがわかりにくい色なんだろうかとか、上半身もしくは下半身、顔とか、ごくごく狭い特定の箇所を追跡しているのだろうかとか。派手な衣装に変えたり、はたまたモニタの位置が高いのかなと椅子の調節したりもした。

カゲってどんな飛び方してるんだっけ?と思い出してみる。
記憶にない。
これは見てないやつです。視界の外にいて認識してないから、飛びのモーション自体が記憶に残ってない。
見てないから飛びが落とせないんだ。だから、見る方法を見つけたらいいんだ。
しょうもない話書いてると思うんだけど、コペルニクス的ってくらいの大転換が、あたしにはあったのよ。

解決への動き

「画面全体を見る案」とかはすでに試したことあんだけど空間をそのまま見るのが苦手なの。真っ青な空とかも凝視できない。目印もない空間とか背景を捉えるという能力がないのよ。
なのでぼんやり見る案は却下。無理なもんは無理です。
「相手キャラの上あたりを見る案」というのもあるんだけど同様に無理。空間を見るという意味で同じ。

若干しんどいが、もういっそカゲをずっと見続けて追いかけてみようか。追いかけてるつもりだけど、ちゃんと意識して追いかけてみよう。
と試してみたら、これが(目下のところ)当たりでした。
当然あたしは「これからキミがオート対空になる話」を何度も再生してるわけです。見てるつもりでいたけど、みんなとあたしの「見てる」は違った。

試す

とりあえず対空するとかは一旦抜きにして、ぴょんぴょん飛び回る敵キャラを見てみる。ジャンプ中は意識的に眼球を上下動させて、視界の中心に相手キャラを置き続けるように。
すんごいの。敵が見えるのよ。完全にとまではいかなくて、中心視野が動いて見失いそうにはなってた。
これが見るっていう動作なのかーって思ったわ。
いままではどうしてたかというと、上の絵の黄色いとこに眼球の向きが固定されてたの。なので画面外からすっとんでくるナデシコとか、飛びとか、斬空とかキャノンなんとかとか、ああいうのは全部「突然出現して当ててくる卑怯ななにか」だったわけ。画面内にあるものなのに、あたし人並み以上に狭い中心視野だけにしか意識向かないので認識できなかったというわけ。
そういえば、撃墜できるかはともかくキャミィのフーリガンだっけ?百鬼みたいなの。あれは見えるの。たぶん低空の弾道で飛んでくるから、視野にぎりぎり収まってるんだろう。
やーなんかいろいろ納得した感ある。

で、この眼球を動かすという動作がほんとに慣れなくて、めちゃくちゃしんどい。こんな目の使い方してこなかったから。たぶんヤギみたいな視界で暮らしてたのだわ。
いままで飛びを落とすのに大ボルトを使えるケースというのはほぼなくて、開幕ジャンプを捉えられたらまあマシくらいのものだった。トレモのレコーディングでいくつかの決まった飛びをさせているだけでも落とせることは稀だったのだが、目を上下動させながらだと8割以上が大ボルトで落とせた。
すごい。キャラをちゃんと見ると対空できるんだ。
当たり前過ぎて草も生えない。やー当たり前のとこに片足かけましたよあたし。

愚痴

物はこうして見るものですとか、学校で教えてくれよ。
とでも言いたい気持ちだが、ほとんどの人は動くものを目で追う性能があるらしい。自覚はあるんだけど、ほんとギリギリ「健常者」ラインのこっちで生きてきてんだなって思うよ。
ボーッとした子供だったなと思ってたけど、ニンゲンの性能悪いだけっていうね。
困るのは、この境界ギリギリ近くじゃない人からするとこの感覚はわかんないので(一度も通じたことがないです)、いやいやそんなことないでしょ、って一笑に付されてしまう。
いいけども。