だってもう10年とかやってんだよこのキャラでさあ。
もちろんわたしも制度上は大人ですから、わかりますよ。プレイヤーが”自キャラ”とか所有物のように謳っていても、実際はスクエニからお借りしてるデータに過ぎない。それはそう。
自キャラだと思っているスクエニのキャラクターが何を喋っていても、それは違うと声を上げること自体に「前提を間違ってる感」はある。自分にコントロールの権利があると思ってるのは錯覚だからね。
しかしだよ。
とあるアカウントと個人がイコールに近いってことは、インターネットが始まって以来、肌感としては普通のことじゃないか。システムじゃないよ、人情の話。
いちいち解釈違いが多くて、テキスト読んでるだけで目が躓く。
知らない世界の話を5分前に聞いたばかりなのに「穢させはしない」とか言わないよねって想像がついていない。ゼノスとのやり取りで一瞬発生したメタな会話とはわけが違う。
今回のテキストの人は、やっぱり根本的に「人が何を考えるか」についての興味が致命的に欠損してるんじゃないかと思う。
10年こね回してきた数百万人のナラティブを土台にした集団幻想を描く立場の人としては難しいんじゃないか。
たぶん経験とかじゃなくて「どう感じるものなのか」って性質の話だから、直す直さないとかいう地平にいない。
※むしろ書き上げてこられた石川夏子が異能ってだけ
7.1でいろいろと説明を加えて「何もかも説明不足」と言われた箇所の補完をしたことはよくわかったし通じた。罪滅ぼしにタコス屋2軒を話に絡めたところもまあわかる。トカゲが詫びを入れたこともわかる。
で、あー騒がれたからフォロー入れてきたわけねって読み方をして、いまいち楽しめない自分がいることも織り込んではある。
今後もパッチで話が進むたびに(個人的には気味の悪い)欠損を目にして、次のパッチでフォローのテキストがいちいち差し込まれて、を繰り返して8.0になるんだと思う。
8.0で担当が変わらない場合は同じループが続いて「9.0まで待つか~」と私はいう。
9.0でも同じだったら、そのころにどんな決心をするのか、自分でもわからない。