もういったんここで7.0の感想大会は終わり。
あんまBGM覚えてねえな
最初のペルペル族のとこ、ハヌハヌ族のとこのフィールドBGMは好き。
レイドの曲は全部いいか。あれはいい。
97IDのウルトラ激臭フュージョンもだいすき。40代以上であの音嫌いになれるおじさんは中々いねえよ。
ほかは、えーと?あ、91IDのサンバもトライヨラのスイングも好きではあるけど、あ、いいね、って位の感じ。
なんかこう「あのシーンでかかった曲すごかったねえ!」みたいな印象がない。
感想で触れている人の多い、列車で突っ込むシーンのBGMも記憶にない。ちなみに99IDやエンディングの曲も覚えてないです。物語の核心でわたし何やってたんだろう?
理由を考えた。
わたし集中力が削がれたり他に気を取られると、まず聴覚の優先順位が下がる人っぽい。音を取り扱うのが苦手で、音の処理しようとすると負荷が高いのかも。
格ゲーとかでも心当たりがある。会議も致命的に苦手。
ハヌハヌ族のところは話に無理があったにせよ、文化の紹介みたいな面が強くて楽しんでたしな。
「あれ、話の展開がキナ臭いぞ」てテンション下がったあたりから記憶が薄いのかも。
91IDの曲がサンバだったことに気づいたのはクリア後です。
ヴァリガルマンダの曲はかなりかっこいいとヨメが言うとるのだが、ルーレットでも中々当たらない上にギミック避けるのに必死で、曲が聴こえてこない。惜しい。
ウクラマトを同行させた意味
ゾラージャに続いてスフェーンも討伐したじゃない。
「トライヨラ陣営について敵国の王をふたりとも暗殺しました」
なんだよね、意味としては。で、なんぼなんでも王殺しをプレイヤーにやらせるのはマズい。そのへんは国家元首っぽい人に背負ってもらわないと困る。
やってること普通に戦争で、割と軽々しく一線超えている。
おまけにあのちっさいトカゲ息子がでてきて、息子の眼の前で実父を殺して、「家族だ!」とか言うてて、もう無自覚に傀儡国家にする気満々でピュアヤクザムーブしている。
秦やモンゴル、オスマン帝国なんかでそんなノリをやっとる例がある。ワラキアのドラキュラ公なんかはその後反発して諸々ひどい人生を送るが、ともかくほんとにやるなら、ウクラマトがピュアにえぐい統治でのちにトカゲ息子が反逆して戦争とか少なくとも喧嘩別れとかはあってもよい。
あってもよいのだが、みんなに愛されるキャラとして生まれたウクラマトがそっち側の行動をするとはとても考えられないので、愛され傀儡国家としてアレキサンドリア(だっけ?)としてやっていくのであろう。
というか個人的には、ほんとに国のどうのこうのに関わりたくない。三国離れたなとおもったら王殺しの手伝いとか、びっくりしちゃうよ。
タコスよく食べる
劇中ではヒカセンの食事シーンなかったじゃん。狙ってかもしれないけど、まあ結果的にはなくてもよかった。で、タコスの話だけはでてくるから食べたくなるもんで、うちでは夕食がタコスになることが増えた。いうても簡単に、できあいの皮と、アボカドに混ぜるだけのシーズニング、ひき肉に混ぜて炒めるだけのシーズニング、レタスとトマトでおしまい。
具をてんこ盛りにして、PVのグラハみたいにかぶりついている。おいしい。
どうしたらよかったのかなだけメモ
散発的なことであれですが。
自分の趣味・好みとしては、進むにつれて人物の評価にグラデーションがかかる話が好きってのがある。
仏頂面で現れ、だんだん仲間思いになったエスティニアンやイゼル。
イキった小僧が思慮深い弟になっていくアルフィノ。
嫉妬心の塊のような人物だったが氷解して、智者兼トリックスターの立ち回りをするに至ったネロ。
自信に満ちた豪傑から自身の判断に苦悩し道を見出そうとするゴウセツ。
難敵、やがて理解者の立場を経て難敵、そして再び理解者になっていくエメトセルク(この人の描写は書き手が天才なだけだから比較するものでもない)
こういうさあ、こういう人たちが好きなんだ私は。
ウクラマト:
みんなのこと好きっていう割にガチで何も知らないの?街のみんなから可愛がられて育ちましたって感じだったのに。
逆に、国の隅々までよく知ってる敏い子供のほうがよかった。
各民族から「我々のことをよく見てくださっている」とか支持される理由にできた。
「隅々まで知ってると思ってたけど、私は全然分かってなかったんだ」って話のほうがよかった。
コーナ:
「自分は保険」だと思ってレース参加しているくらいでよかった。
石版パーンするとこは見せ場だと思うんだけど、事前に「引き際を見定めている」とかのシーンを置いてたほうが、うおっ、ここできたー!ってなるんでよかった気がするなあ。
ゾラージャ:
喋り方が演技過剰で単純に気持ち悪かったのは、ディレクションか声優のどっちかが悪い。
最初にいいとこ見せておかないと駄目だった。でもなんか危うい所あるんだよねー、みたいな。
優秀な兄が徐々に壊れる描写のほうが説得力あった。
嵐で被害にあった近隣の集落を救護するために兵隊連れて出た帰りに、上陸したウクラマトと出くわすとか。
「お前が物見遊山している間に嵐で民に被害が出ている」くらいの嫌味をいうであるとか。
無口はいいけど、妹から尊敬される理由までがシーンなりクエストの中なりで説明されないのは駄目でしょ。
よく知らない嫌なやつがどっか行って強くなってパパ殺して敵になりました……冗談でしょ?
先日ルーレットで討滅戦に行ったんだが、いまの今までろくに喋らなかったやつが、討滅戦になった途端よく喋る。どうせ喋ってる内容も安っぽかったし、さいごまで喋らせないほうが統一できててよかったんじゃないですかね。急に喋り始める理由もとくになかったから違和感が強かったし。
※フォーラムで見かけた話。
妹はエオルゼアに協力者探し、弟は留学とかやってる間に、兄だけは地元の鎮圧だかなんだか(覚えてない)お仕事してんだよね、後継者レース始まる直前まで。
下の二人はあれこれ準備できた中で、兄だけはおつきの怪しいおじさん一人を連れていくしかなかった、っていう。
フェアじゃなくねえ?って指摘だったんだが、たしかにそうだよね。
バクージャジャ:
いいもんもってるじゃねえか、つうてタコス取り上げて食うくらいでよかったんだよ。
露悪的に書く一辺倒からクルーって反転させるから反発が大きいんで、あとから同情させるキャラなんだったらその余地作っとかなきゃ。
トライヨラの襲撃にあって、優秀な戦士が味方となって戦うのはいい。あの防衛戦で戦果を上げて、それをもって罪の一部を許そうとかが筋じゃないのって思う。
捕縛されて護送中に襲撃があって「早く縄を解け!」つうて戦うとかね。見せ方あったと思うよ。
グルージャジャ:
双頭で強くて賢く尊敬されててすげー王様、まではいい。
もともとが英雄体質の人で、大声と気合で国をまとめてきたド蛮人であることや、そういった荒くれが王位についたことで実は色々うまく行ってないんだよね、って描写が必要だった。
この人は万能っぽいから終盤行くまでに退場させられるだろうなって分かりやすすぎる。
前後半:
で、このへん諸々を描写しようと思ったら、尺が足りない。アルパカに唾を吐かせてる場合じゃない。そんなしょうもない話サブクエでいい。神輿のビームもコーナの薬剤一滴で草生えるのも草しか生えなかった。生えとるからいいか。
アレキサンドリアの話は7.1以降にして、ジャングル部分の作り込みを増やしてよかったんじゃないのかなあ。
素人が考えるくらいだからもともとそんなプロットだったのかもしんないし、途中何処かのタイミングで「やっぱソリューション9までいくぞ!」「ええ~?」ってやり取りがあって、構成に無理が出たのかもしれない。
とかの諸々はすべて:
ラマチの目をレンズとして見た物語ですって一点であらかた説明できちゃうので、ここには得心しているので、今更言う文句としてはもういい。
いいんだけども、よりこっち側の人にも通る話にするのなら、上のような要素が差し込まれていると齟齬は少なくできたよなーと思う。
くだくだ並べておいてなんですが
ノットフォーミーでした8.0楽しみですは変わんないんだけど、とにかく嫁氏がラマチ好き楽しいつうて楽しんでいること自体はたいへんにありがたいことだと思った。ちゃんと当たる人には当たる話だったことが分かったし、それが身内にいることで救いもあった。
とくに紅蓮以降の難しい話になると「わかんないから読まない」つうてボタン連打してたしね。読まないからもっと分からないじゃんとかは読む人の論理なんで、読む気にもなれないテキスト読めんわなあで傍観する他なかった。
今回はまさにこれが逆転した構図で、わたしはずっと「スキップしても差し支えないのでは?」って永久に考えていた。
人の気持がわかる大人になりました。みたいな。