冷静さを失うとゲーム負けるよみたいなよく聞くやつ。
負けてカッカすると操作が雑になったりして負けこむとかはよくあるし、そういうことは人間なかなか多いので意識もしているはず。
で、操作が雑になる方角はもう一個あるなーと気づいた。昨夜。

萎えも集中を欠いている

萎えを言い換えると、勝利への意欲をなくした状態といえそうだ。厭戦とか。
はー、もういいっすわーだるー、みたいな。
これを認識したのが昨夜です。格ゲー何年やっとるん。

ほんこれ。耳痛。

あんま自覚的じゃなかったんだけど「どう勝つか」に集中できていない点で怒っているのと同じだ。勝利への意欲が薄れているぶん、こっちのほうがより悪い。
経験的には被害者っぽいメンタルになってるときはこっちに寄りやすい。
勝てない責任をよそに転嫁しているわけなので、倒錯している。

クソですわーとかウザいーとか、内容はともかく、勝つために集中すべき時間中にノイズが混じる。シングルタスクの脳が愚痴の創出にメモリを使い始めていたら、そりゃ手元が疎かにもなる。
なので対空もでないし、ただでさえ注意してないとできない下段ガードもできないし、手なりで投げを押して飛ばれる。
うまくいかないから更に萎えて、萎えてるからその反省もしない、みたいな。

単純に萎えたり怒ったりしたら「一旦やめようね」か「なんで駄々こねてんのか分解する」のいずれかを選ぶことになる。後者が望ましいが難しい。
わたしの場合は「まあ食らってる自分が悪い」に着地するのが一番いいので、しょうもない対戦のリプレイを何度も見て改善点を探す(同じ改善点は今までに1万回発見している)。

んでこれのいっこ手前に必要なのが、
あーわたし怒ってるなー今ー
あー萎えてるなー集中を欠いてるなー
って気づくことと、対戦のキューを押して思考停止しないこと。
おお。メタ認知じゃん。

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