THE OFFICIAL GUIDE TO DESTROY JP
ってタイトルから楽しげな動画が上がっている。オフィシャル。
ときどさんの切り抜きも上がってるんでそのへんみたら話が早いかもしんない。
中で何言ってるのかとかは動画見たらいいしわたしが説明しても劣化するだけなので触れないが、とにかく「我々はなんで負ける状況に追い込まれているのか」って視点から研究していることがよく伝わる動画で、たいへん刺激になった。
自分が攻略とか云々以前に操作方法身に着けろやってレベルであることは脇に置く。
私のブログなんで。チラ裏なんで。
JPが強い距離とか、ゲージを削ることで優位に立っていくフローとかの説明があるんだけど、
- バーンアウトさせられて負けるよね
- どこで削られてるのかな
が大基本になっている。問いの立て方を間違わない人ってやつだ。
例としてここではJPを挙げているわけだが、キツいなあ、何したらいいかなあってときに「何がキツいのか」「キツい状況とはなにか」を明確にして臨んだ結果が上の動画に詰まっている。
なんかつい「スト6 JP 対策」とかで動画探しに行っちゃうじゃん。われわれ凡夫が考えるようなことなんてだいたい的はずれだからいいんだけど、ここで「じゃあ〇〇って技にはこれこれがいいので振っていきましょう~」みたいな、スタート地点とゴール地点だけを切り取って見てると、その後も全部を点で取り扱うことになっちゃうのが悩ましい。
じゃあこのときは?こういうパターンは?とかが、ぜんぶ問いと答えの一対一になって、状況の数だけ答えが発生してしまう。
記憶力が強い人しかやってはいけない、こんなことは。
んで全部覚えきるのは無理があるから妥協案こすっとくか、みたいな着地になったり。
アングリー先生は超一流の選手だけあって、視点が高い。
なんでキツいのか、から始めて、キツいのはドライブゲージを枯渇させられるからだ、ってスタート地点を定め、ゲージをどこで削られてるのか、削らせてしまう状況はなにかって線で繋げていく。
この考え方はどんなキャラにも、というかゲーム内外を問わず適用できる素晴らしい定規だ。
すでに情報量がすごいことになっているスト6の攻略を調べるにあたり、そのつもりはなくともコスパっぽい意識がチラついてるきらいがあるかもしんない。
わたしどのみちLPやらを急いであげる必要ないんだから、もうちょっと「なんで?」をだいじに扱うほうがいい気がするなあ。
それで得た自分の回答が間違っててもよくて、そんときはもっかい考えるか、もっかい問いを立て直すかしていけばいい。
大抵は誰かの攻略の再発明になると思うのだけど、もし同じとこにたどりつけたら、それはそれで感動もあると思うんだよね。