全部クラウドでなんとかする、ってのがお仕事にも生きるノウハウの蓄積ですよね的なノリで始めたシャド観以降の取り組みなわけだが、集計で使うサービス「Cloud Run」の利用料金に音を上げて、買ってきたミニPCに集計機能を移したのでした。

GCPの利用料金のグラフ。8月から青い部分(Cloud Run)が急減

効果はというと、これまで何度かグラフ貼ってきたがちゃんと出てる。
メトログラフのサービスが始まったのはは6月10日から。
7月アタマの急減は集計処理の見直しで大メンテをやった効果。データの持ち方から集計単位の見直しまでほぼほぼ全域に手を入れたのにほぼミスがなかった。偉すぎる。
7月の末日くらいに集計用ミニPCが届いたんで、こちらに環境構築を始めた。

で、8月。ド頭はラシード追加のアレコレがあって、収集(本家サイトを嗅ぎ回る処理)だけ動かして集計(登録者全員のグラフデータ生成)を止めたのが数日。
8月は収集だけクラウドに残し、集計を見にPCでやる編成になった。うえの料金グラフだと青色が減ってオレンジ色が増えましたってところ。
青がCloud Run、オレンジはストレージの料金。扱うデータ量が急増したわけでもないのにストレージの料金が増えた理由は、いままではGCPのネットワーク内で完結してたファイルのやり取りが、GCP~はりぺこ宅での通信に一部切り替わったため。
ネットワークの境界を越えると金かかる。それを加味しても、Cloud Runでそのまま使ってた頃と比べたらトータルでは雲泥の差。

6月は中旬からの料金でも月額4000円超え。
7月がだいたい月額3000円。何日か停止させた日もあってそのくらい。
8月は今日で800円と出てるから、月末までで月額1000円に届くくらいだろうか。
買った集計用PCは25000円だったので、メトログラフの運営が1年続けば元が取れる計算に!
なげえー。

ほんで、そのぶん「今日は壊れちゃいねえか」「壊れたら何日集計止まるかしら」とかの心労も抱えることになったと。あれれ、どっちがマシだったんだろうか。
いやいや、ユーザ増えてくと利用料金が比例して上がっていくわけで、それを一回の投資で固定できたんだからいいんだよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です