無差別帯の住人には関係ないから、おやつ何食べるかでも考えながらスト5に帰って。
たぶんスト6でも付き合う概念なので「リーグアップしたらすげえキツい」の仕組みを整理したい。
仮に「私」がシルバーにいるとする。
シルバーってのはウルブロ・シルバー・スパシルとマッチする生き物だ。
だいじなのは、スパシルへのランクアップはべつに「ウルブロをぼこし続けていても上がれる」って点だ。格下にきっちり勝っていれば、格上のスパシルとの対戦を軽視してもなんとかなる。
実際あるあるだと思う。
さて、そうしてスパシルに上がった「私」は、シルバー・スパシル・ウルシルとマッチするようになる。んで急に勝てなくなり反復横跳びが始まる。
なんでだ。なんで急にうまくいかんのだ。
もちろん、今まで狩ってた格下とのマッチがなくなり、以前の同格と格上、さらにその上と当たる状態になったから。
ランクマッチって厳しいねえ。
「私」の前に現れたウルシルの人の視点
突然湧いて出たウルシルの人は、また別の視野を持っている。
ウルシルはスパシル・ウルシル・ゴールドとマッチする。彼らと殴り合って生きていけないやつは降格してしまう。
ウルブロを殴ってスパシルに上がった人と、ゴールドと殴り合ってウルシルにいる人との間にある差は大きい。要求される精度や知識の量がまるで変わってしまう。
恐ろしいことに、ウルゴルとの戦いに敗れて落ちてきた元スパゴルなんかも混じっている。元スパゴル氏の視点は更に上まであるから、ひとつ上のリーグにいくことはたいへんな難易度の上昇をもたらす。
そして、この難易度の上昇を耐えきって泳ぎ切れるやつだけが、その上に行く。
勝率50%くらいで浮沈を繰り返す人は、なのでそこが適正レベル帯だということになる。反復横跳びは(事実上)下にだけ勝ててることを意味するので、そこで遊びながら練度あげましょうねってサインだ。
私は対戦するキャラを選ぶし1戦で終えようと何しようとなんも思わないが、それでも十分に厳しい坂を歩いている。全部戦うと決めてる人はもっと厳しい。
もう「ちょっとゲーム得意な人」がスト5始めてさっと行けるのなんて(ウルブロを殴って上がれる)スパシルくらいで、もうその先は研究して練習して殴られ続けてるやつだけが進める賽の河原だ。
なんぼやったって勝ち続けられる日なんてこないことが分かっとるゲームに、なんでこんなにも執心するんだろか。
われわれたぶん、例えば女子に生まれてホスト好きになったらつぎ込んでたタイプの人種かもしんないよ。カプンコがあんまお金欲しがるホストじゃなくてよかったよね。