わたくし、みなさんと同じで前ステが見えません。ラッキーを除いて止められたことは一度としてない。
あんなん止められるわけないよな? なあ?
SFVノート見に行って絶望するじゃん。15Fとか17Fとか。
投げなら7Fで、投げ抜け猶予が7Fだけど1F重なってるから6Fとして、えーと、前ステ15F + 投げ7F + グラップ6Fで28F。21Fまでガードで28Fまでにグラップ。
あれ、28Fなら止められる気がしてきた。
やめろやめろ。やり直しだ酒がまずい。
リュウケンがよくやる中足6Fにしよう。
リュウは前ステ16Fだから22F、ケンは15Fなので21F、ほーらきつい。
で、ガードならともかく小Pあてる場合は小Pの発生フレームぶん引き算になる。
わたしリターンほしい。4Fのコパを当てたい。
21F – 4Fのタイミングだと発生が同時になり強度優先で負けるから1F早く当てないといけなくて、21F – 4F – 1F で16F。
16Fで反応してコパ押さないといけない。えぇ。。。
※小P小P小ヒールとかあるけど3F→3Fスタートのコンボなんて難しくてできない。
こんな芸当が可能ならゼビウスもロックマンも魔界村も源平討魔伝も悪魔城ドラキュラも投げ出してないんだよ!帰る!
しかし見えて、止めた
なんとも形容のしがたい経験だったので数日経っても覚えている。
1キャラ分くらいの間合いからの前ステがはっきり見えて、反射的に投げ抜けを押したことがあった。前ステが来たこと自体はたまたま。もし飛ばれてたら見えないが、結果はどうでもいい。
今までそんな見え方したことなかったから、頭に絵が残っている。試合の内容を覚えてられるタイプじゃないのにこれだから、相当ショックだったんだと思う。
ちなみに普段は画面のどこ見てるんだか記憶にもなくて、全然わかんないです。下手すると秒数とか手元見てるんじゃないか。
少なくとも相手キャラをずっと追尾できてたことはあまりない。
雑に再現したけどこんな感じ。
上の部分だけを明確に見ていて、なぜか前ステの距離だから前ステがくるかもしれない!って強烈に意識したの。
もちろんこの魔法はすぐ解けて、それ以降前ステを止められることはなかった。
よく攻略動画で「前ステと飛びを一緒に見るのは無理」って話が出る。正直ピンときてなくて、見えるような見えないような、実際はどっちも止められないって暮らしをしてる。
そんな、いつも注意欠如の自分が経験できたことにはちょっとした感動をもたらした。
「前ステを見る」ってこれのことだったのかも!って。
だとするなら、ただの一度も(正しい意味で)前ステを見ようとしたことはなかったし、飛びも同様だったんじゃないかと思う。
むしろよくゴールドまでこれたな。
こーれは伝達しづらい
歩き方や音の聞き方を尋ねられても困る。同じように、目の使い方も人によってかなりの違いがあるけど、その違いを言葉で説明するのが難しい。
わたしは各種センサーの性能がよくないことを自覚して生きてきたが、性能の良い人との違いにはわりと絶望的な乖離がある。
見える人は「この部分をガッと見とくんだよ~」で済んじゃうのだけど対岸の「見るって?見てるけど見えませんが???」的な住人にはなかなか通じない。
今回はたぶん「見える側の人の視界」を体験できた例なんだと思う。
「画面を見る」の中には、
- 特定の箇所に目の焦点を移動させること
- 見ている箇所の更新を取得すること
- それを自分が続けたいあいだ、継続すること
の要素が組み合わさっているみたいだ。書くと普通、しかし難しい。
逆に「そんなの感じ取れるのお前だけなんだけど」って言われたことはないな。自分にも独特な部分があるなら、それはそれで大事にしたいものだなあ。
しかし改善可能っぽい
最近ベースやってるじゃん。
演奏からベースの音を聴き取る練習とかあるらしいんだよ。聴き取れなきゃ、そのプレイヤーがどんな演奏してるか盗めないから。
やってると脳の回路も使う部分が強化されて、聴こえるようになるらしい。
同じフィードバックが格ゲーにもあるはず(こればっか言ってる気がする)なんで、見ようとしていたら見えるようになるんでないか。
今までも見ようとはしてたんだけど、目の使い方が間違ってたってことがわかったしね。一回正解見せてもらえたから、そこを目指せばいい。
道が少し開けた感ある。