評価:★ ☆ ☆ ☆ ☆
以下は愚痴です。吐き出すとこがなかったのでここ書いただけです。
FF14のコラボがとうとうくる上、うちのおくさま激推しの一本なので、重い腰上げて進めてます。
なんで重いかというと致命的に肌に合わず、面白くない。
ついったに書き散らすとグチ垂れ流しみたいになりそうなのでこっちに書いとこと思って。
この記事を書き始めたときの進捗状況は2周めの冒頭、さんざんやり直してやっと黒いキューブこつんして自爆、基地で目が覚めましたのところ。加筆に伴い多少進んでますが評価そのものは微塵も変わってないです。
難易度はNORMALでやってたんだけど、1周目ラスボス直前で萎えの限界に達し、EASYに切り替えました。
※ ニーアのシリーズはオートマタしか知らないので、この記事ではニーアと言うたらオートマタを指すことにします。
※ヨコオタロウ及びプラチナゲームスのファンではない人間がこれを書いています。もともと知らない人々でしたがこの作品を機に私はアンチになりました。
奇跡的なキャラクターデザインと音楽
あの目下のところ主人公の2Bの造形についてはもう文句なしでした。これが魅力的に見えないんだったら一周もできずに終わってるはず。
衣装のビロードのような光り方や透かしの模様、布の厚みを感じるスカート、ヘッドバンドも髪型も好みです。あれはフェチの塊みたいなデザインだと思う。
目は口より物を言うの国ですので、感情を出してはならんという設定を象徴する目隠しが実に生きている。おまけにやらしい。あれはやらしいです。よい。
岡部さんの書く音楽も良かった。
残りは何一つとして評価できない
私の嫌いな要素をおおよそ全て盛り込んだゲームだったと言えます。
喋る丸い頭の機械
バグってる人とか、人じゃないのに人のようなことを言い出す連中が苦手です。電車の中でブツブツ言ってる人とかいるでしょ、ああいう人々がホント無理なのです。その人にも人権がだの多様性がだのあるでしょうし、それは正しいんだろうけど無理です。何しだすかわからないバグってるやつの近くにいたくないんだ。
劇中にでてくる丸い頭のロボットは一見可愛らしいが、バグった人みたいに同じことを繰り返し喋ったりしながらそのへんを彷徨っている。
自我の芽生えを表現しているのか?わからんしもはや理解のための努力を放棄したからどうでもいいけど、怖いし気持ち悪い。
2周目冒頭のニイチャンニイチャン言うやつわかる?ゲーム下手で冒頭何度もやり直して、あの気味悪いシーンを5回以上見てんの。苦痛だった。
3Dアクションと2Dアクションの切り替え
急に横スクロールアクションに切り替わるやつがいちばん無理。
もともと操作性が悪いところにきて、2Dへの視界変更が来た時点でもう怒りゲージは真っ赤だった。超序盤にすでにあるじゃんってそうなんです。
もうこの時点でニーアやる適性ないんですけども「首掴まれて視界を強制される」って動作が、おそらくあらゆるゲームシステムの中でも最上位のいくつかに入るくらいに嫌いです。目でやる遊びなのにその目の自由を奪われるのを、デザイナーはストレスだと思わない人なんだなという評価をしました。
斯様なことに怒る人ですので、とうぜんコナミの「3Dゲームの壁際カメラの挙動」のクソ特許あったじゃないですか。いままであったコナミの面白いゲーム全部を忘れ去るくらいには、ストレスでした。特許切れてよかった。
3Dアクションでの戦闘については、そもそも私が「間合い」とか「奥行き」をちゃんと理解できてないっぽい人である(と思っている)ためになかなか攻撃を当てることも難しいんですが、それを抜きにしてもやっぱりつらさがある。
結局ばらまかれる弾とレーザー状の何かをダッシュやらで運任せに避けながらPodに弾を撃ってもらい、運よく当たればオッケーみたいな戦い方になってます。
はじめの頃はよく見て避ける・タイミングを見極めて避けるなどの操作を試しはしたんだけど、接敵被弾回復ダッシュを延々ループするだけになってしまっていることに気づき、習熟を諦めたという経緯があります。
攻撃を振る、被弾する、ポーズして回復飲んでダッシュで離れる。
プラチナゲームスという会社はアクションゲームの雄と聞いてたんだけど勘違いだったかな。
わざわざ見えづらくしてミスを誘発させようとする画面作り
加えて、障害物や爆発物を避けながら歩くシーンでは積極的にスモークが焚かれて罠を見せない仕掛けを入れてくる。1周目のボス戦もそうでした。砂嵐みたいなエフェクトをまいて視界を悪化させてバトルの難度を上げるということをしている。まさか簡悔ですか?いやいやまさか。GOTYノミネートされるようなタイトルなのになあ、でもそうとしか見えないなあって感じながらゲームしています。
シューティングゲーム()
唐突に出来の悪すぎる縦シューが始まって驚かされました。デザイナー何考えてるんだろう。おまけに妙な斜めスクロールになったりもしはじめて、これがレバーの向きがずれたまま動かすようになっていて最悪でした。
からの、また切り替わってボスコニアンもどきまで入ってくる。
3D空間の視界を縦横に変化させることでいろんなゲーム性を盛り込むデザインだったんだという理解をしてますが、失敗だと思う。たんに操作にきつい制限を加えるだけになっていて、楽しさはない。意味不明の被弾をしてシューティングゲームのやり直しになったりした日にはため息しか出ませんでした。
シューティングやりたい人はシューティングを買うのでは?
ある程度作ってしまってから後戻りできなくなったプロジェクトなんじゃないの。面白くない部分は捨てましょうという決断をしないで、せっかくだから入れましょうって側に倒したんだと思ってます。
クソゲーになるのも当然じゃんね。
ハッキング
おくさんはこれ好きと言ってました。そうか。そうか。2周めは異様に弾除けゲーになるようなところがあるので、いちいち戦闘してらんないということかもしれない。あたしにとってはどっちも大概だなという印象。
んで肝心のストーリーがどうなるかというと
こんだけストレスの満漢全席みたいな状態なってる人がストーリーを見てどう思うかというとこれは簡単で、
「ハイハイだからどうしたここで泣いてほしいんですかそうですか」
て態度になるんです。
完全に拗ねて、ひねくれてる状態です。横で観戦してる奥さんは思い出して目を潤ませてたりする。自身がつまらないことより、どっちかというと共感してあげらんないのが辛い。
世の中、最高に楽しかった良いストーリーだったいいゲームだくらいの事を言ってる人が溢れかえっているタイトルを、あたしは楽しめないという事実がわりと凹むんです。これを楽しむ感性の持ち合わせはなさそうだなあ、またかーって。
またかーというのはUndertaleもやっぱり同じで、あっちはクリアもせず投げ出し、Steamのライブラリでは不可視にしました。もうあれをやって面白くなかったという記憶すら抱えていたくない。ストレスフルでつまらなかった。
まあそんなわけで、しかたなく進めてるが面白くないという塩梅で、めちゃくちゃ人生の無駄遣いをしてますねってのが現時点です。
レビューやらでは3周目からが楽しくなるだのどうのこうのとあるんですが、ここまで萎えてる人がほんとに楽しく思うだろうか。
今の所の心境としては、ヨコオタロウとプラチナゲームズの作品にはもう関わらないで生きてこうってかんじ。
別に誰にも理解や共感をしてもらう必要はなくて(あたしこのゲームを絶賛してる人理解できないもん)、そういう感じでしたよーってだけの話でした。
長いことゲームやって生きてきました。ゲームウォッチとか、友だちが持ってたカセットビジョンとかあのへんから始まってるんだけども、つまんないゲームって大抵忘れるんですよ。これは逆。あまりにも悪印象が強烈で、そうとう長い間覚えていることになるだろうなって気がします。
めちゃくちゃ共感
とにかく肌に合わないしヨコオタロウの性癖詰め詰め設定が無理だった
レプリカントも同様、でもストーリー自体はオートマタより凝ってて惹き込まれるのは事実
オートマタはストーリーも浅くてな…周回しても感想変わらなかった
レプリカントもってことは続編までやってみたんですね。
今からすると感受性の問題でもあったのかなと思います。たとえば20代でやったときは違う捉え方をしてたかもしれないなーとか。
わたしの評価は40代の断面でするほかないんで、この日記みたいな感じ方になったよってことで。