これはシャド観とメトログラフを合わせた利用料金のグラフなんですけど、7月頭に棒の高さがぐっと下がっている。

まえのどこかで書いたやつの実績値が出てきたので試しに貼ったのだが、こうも利用料金の圧縮ができると気分がいい。
そもそもが「無駄に払ってた」って成分が大きいのであんまり喜べもしないが、ともかく改修した甲斐はあった。

(07/20)追記:上のグラフは間違っている

月初は長期利用の割引がついてて、安く見えることを忘れていた。
こっちが、割引適用を外したばあいのグラフ。それでも集計まわりのコストは半分程度まで改善している。
だいたい、一日100円くらいだろか。

処理の単位を細分化した

ほかは処理の分割をしたこと、同じファイルを何度も読むような構造を撤廃したことが大きい。保存しているデータを再構築するのは少々の面倒を伴ったが、結果的にはリソースの圧迫は減ったと思う。
処理の単位を小さくすることと引き換えに処理の回数自体は30倍くらいになったので、結果報告の通知はだいぶウザい見栄えになっている。まあ仕方がない。

CloudRunのインスタンス数を変えた

一番効いたのはCloudRunで、インスタンス数の最低値を1から0にした。シャド観のときにビビって1だけ残すように設定したまま経緯を忘れ、それをメトログラフにも踏襲したんだと思う。無駄すぎる。

バッチ実効のたびにインスタンス起動→処理開始ってことになるから処理の立ち上がりは遅くなるが問題ない。
メトログラフとかでブラウザから叩かれるアレコレはCloudRunを使わない設計にしているので、これらの影響を受けない。
というか、アクセスのたびにPythonで何かやんなきゃいけないような処理やコンテンツは避けているし、たぶん今後も載せない。
メトログラフで扱っているのは、定期実行された計算済のデータをどう見せましょうかってところにだけ終止している。

利便性がどうかはわかんない。
そもそもデータ収集と加工に興味があってやっているだけだし、提供できるデータの性質的にもあんま問題ない。カプコンのサイトを猛然と叩いてあちらのインフラコストを嵩ませるようなこともしたくない、つうことで、今後なにをどう見せたもんかは思案中であります。
ともかく出ていくお金が減ってよかったねって話。

このくらいのコストで済むならシャド観閉じなくてもー?と思わんでもないが、事実上使命終えとるしな。

「改善の効果が出てきた」への2件のフィードバック

  1. メトログラフのおかげでモチベが高まってます
    これからも利用させてください

  2. 嬉しいコメントありがとうございます!
    わたしが急に飽きたり、カプコンに怒られたりしない限りは続けますので、お役に立てていただければ幸いです。

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