要旨:返品前提でパチもんを注文したアホが想像以上の手間を経験して疲れました
これは「続・AliExpressすんごい」の続きにあたる話なんだが、いちいち経緯を見るのもアレということでかいつまんだ中身を書く。
- AliExpressで、ありえない値段で売ってるSSDをみつけ、返品前提で注文した
- 128TBのSSDとかもう凄まじく大げさなやつをポチった。4,988円
- 届いた
- Explorerからは128TBに見える(書き込みテストしないと実容量がわからない)
- 調べたら中身は8GBのMicroSDだった(想定内)
ちなみにちゃんとは知らんけど、128TBのSSDの本物が実在するなら、Samsungの32TBが$7,000って記事を昔読んだので、まあまあパンピーが買う値段じゃあないことは間違いない。
返品リクエスト開始
返品リクエストするまでは織り込み済。
だったのだが、なんかもうめんどくさくなり始めている。
しなくていいことしてるなあ。
私:金返せ ゴミ送っただろ
店:検品してるからそんなわけないよ、128TBって出るもん。却下
私:書き込みテストの結果を送ってやる。これのどこがSSDだ? 却下
店:間違った商品送ったかもね、$5あげるしプレゼントも贈るから「解決」ボタン押しといて!
私:うるせえバカ却下
店:却下
私:却下
店:じゃあ返送しろ
ってところに来ました。
最初は「詐欺師どもめひと手間食わせたるぞ」みたいな謎の気分でポチってったんですけど、明らかに手間くってんの私なんだよね。
あっちは普段通りにゴミ出荷して、ふーんじゃあ返してって言ってるだけだから。
まあ、んじゃ、返送しよっか。
送る方法を調べる
ヤマトとかだと高く付くとかなんとか。ええ、別にいいんだけど。郵便で送るのが丸いか。よくわかんないから郵便局に相談行ってこよう。
じつろく・ちゅうごくににもつをへんぴんする!
私「中国に荷物送りたいです追跡番号出るやつで着払いにしたいです」
郵「着払いはないです」
私「」
いきなり負けなんよ。90分かけてディスク調べてポチポチと苦情書いて、郵便局までご足労(10分)の挙げ句、結局のところ返品は自腹ですって。
自分の行動の結果をちゃんと予測できなかったアホが、さいたまの茫漠たる荒野に一人。
これは涙雨であったか。
このバカさ加減だと、生まれる時代を間違ってたら寿司屋の醤油舐めるくらいはしてたかもわからん。
昭和サンキュー。
ほんで局員から、船便がどうのEMSがどうのと説明を受ける。
いまって手書きは拒否される時代だとかで、スマホとかPC経由じゃないと送り状一つ作れないと聞き、暗澹たる気持ちでスマホから送り状を作成。ミス2回。
ちなみにアリエクの返送先は漢字で書いてあるんだけど、こっちから送るときの送り状は全部英語で書かないといけない。
中国の住所の英語表記なんて知るかよ。
郵便局へはスマホしか持っていかなかったんで、画面まるごと英訳してコピペを繰り返す。
キレそう。
ミスが2回あったから都合3回やった。
キレそう。
たぶんそのへんのグラマスくらいなら粉々にできるくらいには怒ってました。よう、命拾いしたな。
1,455円プラスEMS用封筒51円
もはや色々とどうでも良くなっている。
だって自分の時間工賃計算したら、とっくに一桁上の損害出てるもん。業務時間を割いたわけじゃないから比較対象としては違うけども、わたしが「とりかえそう~!」とかイキった遊びをしようとした代償はちゃんとあった。
関わったらダメなもんは関わったらダメなのよ。
面白半分で詐欺師にちょっかい出して、別に楽しいことになってない。
学び
- ポチるのは簡単だが返品すりゃいいやは手間がかかる
- こちらが得になるケースは想像する限り存在しない
- 物を送るのは、一番安くても1,500円からかかる
- 送り状をつくるならPCからやる方が楽なのでノートPCもってくべき
- スマホだと操作性が終わってて毛髪の行方を気にすることになる
- 中国宛だろうが英語で送り状を書かないといけない
- 返送画面をgoogleの翻訳で英語にすることで英語の住所が得られる
- この手間をまえに諦める人が多いことを店は経験的に知ってる(だろう)
- 暇なときの通販は良くない
これに懲りたら、買い物が失敗した際の出来事を想像して、そのうえで買うかどうか決めようね。
もしくは別に捨てても構わない程度のものを買うとか。
わたしの今回の失敗は「捨てても構わない程度のもの」を沢山ポチって、そのノリで「なんかあからさまなゴミ売ってるじゃんw」とかイキって起きたわけだが、そういう心の隙間は良くないつうことだわな。
やんなくていいことやって「経験値」とか言うのもおこがましい。
正直、書くのも恥ずかしいわこんな話。