「感情表出」といい、英語のExpressed Emotionの頭文字をとってEEとも呼ばれます。
患者さんに対して強い感情表出が向けられることを「高EE」と呼び、再発の危険性が高い人間関係と評価しています。高EEといわれる感情表出には次の3つのタイプがあります。

リンク先見てもらうとだいたいこの記事の意義は終わり。
え。
でもまあそう。
リンク先は統合失調症とかの記事だけど、わたしの関わった人がそうだったかは知らないし、興味ない。仮になにかの疾患だったとしても他人の私が不愉快な思いをしていい理由にはならない。

まとめ

  • 感情表出を武器に殴る人がいる空間はすべてがうまくいかなくなる
  • その人の挙動は伝染する
  • ストレスレベルが上がり関係者のIQが著しく下がる
  • 責任者が即座に除去させる気がないならもうそこは終わり
  • 環境を変える努力はだいたい無駄なので逃げなさい
  • 長居すると自分も嫌なやつになるよ

ということが言いたくてこれを書いてます。
逃げる訳にはいかないよといった状況のなかで過ごしている方もいらっしゃるでしょうが、自分の脳をいじめて、目も当てられない歪んだ人格になってまで踏みとどまる理由がわたしにはわからない。
嫌なやつと関わると自分も嫌なやつになる、は真理だと思っています。
義理とか経済事情がとかあるだろうけど、個人の幸福と引き換えにするほどの価値はないよ。

万が一これを読んでいる人が高EEの人だった場合、あなたのような人が求められる世界なんてあんまないだろうから、家に閉じこもってスマホでもなでていてほしいとお伝えしたい。

ある案件から逃げます

明日で今入っている案件が終わる。長期でオナシャスって話だったけど短期で脱出することになった理由は、色々すごい噛み合わせが発生して高EEのおじさんがプロジェクトに参画してきたことに端を発する。
むろん下地はあったので、彼が導火線の役を担ったということでしかないけど。

高EEおじさんのことは「セミ」って呼んでた(声ばっかデカくてうるさい上に空っぽだから)ので、この先はセミと書く。
わたしがいるチームをAチームとする。特攻どころかわたし含めて二人離脱予定なので半壊している。

  • プロジェクト全体は遅れ気味(そもそも無理があることは大勢が指摘している)
  • プロジェクトのまとめ役(PM氏)が基本的な性能面で何も満たしてない
  • この人は面談すると誰でも通すくらいにザル
  • そのうえ「そこそこ上手くやれてるし頑張ってる」という自己評価の人
  • 唯一やれるのが全体スケジュールのマスを動かして戻すこと
  • で、面談ザルなのでセミが隣のチームBに無事参画
  • Bチームのリーダーは安全地帯から石を投げるタイプで、「何々についてはどうお考えですか?」とかのなぞなぞで圧をかけるのが好きな人物
  • Bチームの面々は基本的におとなしいので、セミに釘を刺すなどの行動を行わない

おわっとる。
ちなみにわたしのいるチームは全体スケジュールのはるか先(二ヶ月分くらい)を先行できてるくらい順調に仕事してました。なので設計の見直しやらリファクタリングやらをやる時間も十分に持ててた。
そのぶんBチームから謎にヘイトも買ったけれど、君らが遅れてるのは私ら関係なかったよ。

平和?なプロジェクトに泥団子が落ちた日

初日の挨拶の直後に「あのひとやばいから外さないと祟りますよ」と上奏はしたものの、セミのいるBチームは深刻な品質とスケジュールの問題を抱えていて、猫の手もほしいといった状況。
「入れないほうがマシ」って状況をご存知ないらしい。
また、Bチーム自体の問題もいろいろで、

  • PM氏が上からおりてきた話を全部「やります」で受けてくること
  • BチームのPO氏もノーチェックで素通しすること
  • Bチームがテストコードを書く文化のない屑の集まりであること
  • コピペを濫用するため、小さな修正でも改修範囲がいちいち大きいこと
  • その状態を改善する時間も気力もすでにないこと

すごいなー。
よくそんなゴミばっか集めて仕事してましたねって感想しか出てこない。
そりゃー面談したときに「やっときた!まってた!」みたいな空気が出てたわけだわ。あの歓迎ムードはそういうことだったのか。
余談だが、わたしを面談した人は翌月に異動で逃げた。おまえよー。おまえよーー。
「あんな連中とは関わりたくない」つうて出てったんで、セミいなくてもそもそも無理あったんだわな。

セミのやり方

んでBチームのセミ氏はなにをするかというと、すぐに揉め事を起こす。
んで揉め事の原因が私のいるとこ(チームA)にあるとかして、会議や合意の形成を遅滞させる。
セミは仕事ができるわけじゃないので「チームAの妨害や設計の不備によってチームBが迷惑を被っている」的な文脈で大暴れを続ける。
たまたまセミの前科を知ってる人がいて、同じスタイルであちこちの現場を壊してきた人だとも聞いていた。プロジェクト遅れるほうが金になるんだよねー。わかるよー。
副次的なものだとは思うけど、Bチームの面々はセミのスタイルを次第にマネし始めて、自チームの遅れが外部にあることを喧伝するようになった。
ちげえよ。十分な調査もせず、テストすらまともに書かないコードを商用環境に上げてるからだろうが。お前ら全員バカだったからだろうが。

どんな暴れっぷりだったのかを列挙してもたいして面白くないし人の役にも立たないので省略。

明日は美味しい酒を飲もう

まともなプロジェクトなら「この人やばくない?」って空気が即座に作られ、排除の方向に向かうはず。
でもそうならない時がある。
そのときは戦って傷を負うことすら無駄だから逃げようねって話、でした。
疲れた。
でもいいんだ、明日で終わりだ。
phpからPythonに軸足を変えたときに「人材の層って確かにあるわ」と思ったものなんだけども、Pythonもそろそろ危ういのかなあ。気に入ってる言語だからもうちっとやりたいんだけどなあ。
うんこと仕事したくないなと思ったら自分の単価を上げることでしか逃げられん。プログラマやっててキツいのはこのへんだな。

思い出話だけど、20人くらいのZoom会議でセミが大暴れしてるときに「このおじさんキモいなー」って”うっかり”言ったことがあって。
むろん本人は死ぬほど怒ってたんだけど、ウケは取れたね。