※UPしてから気づきましたがぜんぜん大航海時代と関係ないです。
DOL-Pingとかで飛んできた人ごめんなさい!

最近暑いですね。
例年、あたしは夏が好きではなかったはずなのですけれど、なぜかこの強い陽光が、今年は嫌いではありません。
なんかあんのかな、今年は。
夏への扉という記事のタイトルは、先日読み終えた本から。
猫が出てきます。
大変に古いSF小説です。
一冊で読みきります。
“時間旅行”ものに当たるらしい。
文字が読めるすべての人は読んだほうがよいと思います。
いつのまにやらあたしたち21世紀にいるけど、かつては近未来の象徴だったのよね21世紀。
ゆえに、いやーここまでは進んでないねとかそんな描写も出てくるんだけど、
“この本が想定(仮定)していた未来とリアルの現在が違うと面白くなくなるのか?”
否。
きちんと積み上げられていったプロセスが、後半一気にドライブしていきます(あ、ここからだなってすぐ分かる)。
よくドライブ感とか言うじゃん。
(その人が面白ければいいよもちろん)
疾走感がすごいよオススメ!とか言われて、フーン、じゃあ、って読んでみると、たんに表現がスカスカだから結果的に文字数が少なくて、あっというまに通り過ぎましたという類がかなり。
それドライブ感じゃなくてボキャ不足です。
閑話休題。
「夏への扉」は、そういったお手軽ドライブじゃない、本物の急加速を味わうことができます。
ぐい、ぎゅーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おーおーおーおーおおおおおおおおおおお
あたしの得意なスペイン語で表現するとこんな感じ。
急展開を告げるシーンの一行が走り始めたときの感覚というのはなんだろう、伝わらないかも知んないけど、
すごく暑い日(今日の東京のような)に、突如吹く強い一陣の風だったり、
ガラガラの高速道路の上、急に車を加速させたときにかかるGであったり、
するのですよ。なんというか感覚が。
わーなんて気持ちのいいクライマックスだろう!
どんどん開けてくる。
どきどきする。
おーこう繋がってきたかーってわくわく。
多くの人が「名作」といってきた意味が分かりました。
うおおすげえ。
読み終わって「あーーすっげーおもしろかったーーー」って、言ってもらえると思う。
あたしは言ったからw
この本を強く推してくれたデラパスさん、ほんとうにありがとう!読み終えて一夜明けてもまだ読後感が気持ちいいよ。
こういう本もあるんだなあ。

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ド真正面超真ん中にストライクでロマンスの言葉を打ち込んでこれるのってSFならではって気がする。
あのストレートさがさらにドキドキ。

「夏への扉」への4件のフィードバック

  1. ピートぉぉぉぉぉ!
    何度も何度も読んだ、懐かしいSFの一つです。訳語の古さも、今読むとむしろ古典SFテイストを醸し出していて、こういうのが時代を越えた名訳っていうのかなあと思います。
    ハインラインであれば、『スターマン・ジョーンズ』や『自由未来』も個人的にはオススメですが、一般的なオススメリストには上がってないみたいね…w

  2. (´・ω・`)やあ、読了お疲れ
    この本を読み終わった時、君は、きっと言葉では言い表せない
    「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
    殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
    そう思って、この本を薦めたんだ。
    じゃあ、次は「月は無慈悲な夜の女王」を読んでもらおうか。

  3. >例年、あたしは夏が好きではなかったはずなのですけれど、なぜかこの>強い陽光が、今年は嫌いではありません。
    >なんかあんのかな、今年は。
    湿度が低いからかね?

  4. >>やなぽん
    ピートいいよね!筋の通った猫っぷりがかっこいい。
    オススメ二冊追加~。よんでみるお!
    ※半角カタカナだと化けちゃうみたい。次から全角ですいませんけどおねがいします;;
    >>でらママ
    このブログをバーボンハウスにしないでください(-_-;
    月は無慈悲な夜の女王、これタイトルからして好みなのだ。
    つぎはこれいくかあ
    先にダビンチコードとか読んでからね(--;
    >>たろさん
    なんつーかこう
    でりかしーがねええええ

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