ちょっと前の事になりますけど、ニコ超行ってきました。
目当てはFF14で、ヨメ氏は強度のテンパードなのでよっしーと祖堅さんに会いに行くというわけです。
ついてくことになりました。
ニコニコ動画の世界観をまるっと物理的に詰めあわせました、といった体のイベントでありました。
JALが超階段(パッセンジャステップカー)を設置していて、単にヒコーキから降りるときの階段を降りられますみたいなことをやってた。非常にくだらなくて、ニコニコらしい催し。
相撲もかなり面白かった。ニコ超の出し物の中で、最も面白いものの一つだったと思う。
恐竜もいた。なんじゃこれ。
撮影禁止につき写真は撮れなかったけど、GLAYのhisashiが演奏してみたに出演していて、なかなか見ることのできない変なライブにも参加出来ました。ニコ動では音響がどうのとか頓珍漢なコメントしてるひともいたのが微笑ましい。完全にあれは学園祭ののりだった。音質とかはハナからどうでもいいというか。
プロのギタリストはギター一本持ってステージに立つだけで、独特の空気をそこにもたらすことができるのだなーというのを、間近に感じることができました。あれは武道館では味わえない。Zeppでもむりだ。
一言で言うと文句なしにすごい良いステージだった。
あとついでにFF14。わたくし連日の激務のおかげで、疲労が充満してるわ足痛いわで、それほどはブース見てられませんでしたけど、楽しかったよ。でもさすがにファンフェスのほうがいいね。
ネクソン(各種MMOの微妙な宣伝)とミクシイ(もちろんモンスト)に挟まれた中で、スクエニの2階建て(!)ブースはかなり工夫と健闘のあとがみられた、すばらしい物でした。他社と同じスペースの中に7個(くらい?)の要素を詰め込み、大変な力の入りよう。よしだPとも少し喋ったけれど、打てば響くというか、問の答えが間髪入れずに返ってくるひとなんだよね。こんな優秀なプロデューサーに率いられるチームは、まあそりゃ想像を絶する激務だろうけど充実しているだろうと思う。
2日通して歩きまわり、途中何度も痛むあんよを休ませて、二日目早めに退出して帰りました。最後までいると帰りの電車にいつまでたっても乗れないくらいハマりそうだったので、調度良かったかも。
キャッチコピーは「この国にはたくさんのネ申がいる。」でした。
何のまとまりもないながら、そのごった煮をあえてやることで各ジャンルにいつくひとの回遊を促すというアプローチは、ニコニコにしかできないイベントだったということに尽きると思う。いつの間にか、すごい場所になっちゃってたんだなー。
ニコニコは、大まじめに取り組んでいるこの悪ふざけを通し、半ば本気で文化を創ろうとしているのだと感じました。スーパーやハンズや百貨店でも比喩にならないくらいのごちゃ混ぜの空間には、おそらく完全に狙って、様々な仕掛けや導線を組み込んでいたろうと思います。
どっちに向いちゃうかはわかんないけど、すごく面白そうだからいろいろ詰め込んで見せてみよう!みたいな、なんか、そういうかんじよ。
その場に、コンテンツのいち消費者としてしか居ることができなかったという不甲斐なさを感じつつ、帰路についたあたくしでございました。
やはり、作り手の側にいるほうが百倍面白い。いい刺激になりました。