シュート対ときど というと、Capcom Pro Tour 2019 Asia Premiere (EvoJだと思ってたが記憶違いだった)でときどを下して5位に入賞したときの印象がやはり強い。
あれから3年が経過し、取り巻く環境も大きく変わり、ときどはあいかわらずスト5星人としての地位を不動のものにしている。
彼に勝てる人いるのかね、ってどうしても思ってしまう。
わたしは気圧されるタイプだから、彼の気迫に満ちた表情にあてられてしまうのかも。
第12節 Day2
フタを開けたら3-0でシュートが圧勝するという、信じがたい展開になっていて大いに引いた。
もちろん細かなテクニックがわかんないわたしは、ヒットすると「おおー」っていうくらいの浅い観戦をしているわけだが、今回特に感心したのは、
「シュートの位置取りが正確で、ときどが有効な攻めを始めることができなかった」
というのが素人目にもはっきり分かるところだった。
位置取り・歩きってそうやるんだね、って。
前に出てこようとするところを中Pかなんかで殴って戻すってのはわかったが、なんでそんな事が可能なのかは分かんない。位置取りの話とセットのはずだから「わかんない」は多分ダメなんだが、わかんないもんはわかんない。
試合後にシュートの配信見に行って話を少し聞いてたが、基本は人読みなんだそうだ。
どこで前に倒しちゃう人なのかを知悉していて、はい前くるでしょ冷蔵庫ドーンてやんのか。一期一会のランクマ浅チャプ戦士にできる芸当ではないが、傾向を読み取って大まかな技置きの判断に使うとかは十分できそうとは思う。
もっとも、前に歩いたとか座った立ったをまず見られるようにならないと。
つい「自分が押したいボタンを押せそうな位置」に移動しちゃいがちなんだけど、相手が何をしようとしているのかって意図を読み取って、それが一番やりにくい位置にいることで空振りを刈り取ることができたら、そんなスト5楽しいに決まっとる。
ちょうど自分がやりたいのは、相手がやりにくい位置取りをキープし続けて激寒く勝つって絵なので、今日の試合の構造そのものは学びたいと思う内容だった。
精度もろもろついていかないが、ちょっとうまくやれたなって瞬間があったら十分だ。