当時からあたしはphpを書く人であったので、彼に、自分がphpで仕事してます的なことを言ったんだと思う。自己紹介的な文脈で。
プログラマとしては駆け出しもいいところだった過日、他言語で飯を食っている人に喧嘩腰というか挑発的というか、言われたことをたまに思い出す。

「phpなんて劣った言語だし、phpはphp自身を拡張するのにCで書かなきゃいけない。そんな言語を覚えないで○○を覚える方がいい」

○○の中身はどうでもいい。
当時のあたしは正真正銘のピヨピヨだったこともあり、反論するポイントもわからなかったし、phpの拡張なんて考えたこともなかった。Cなど書いたことも書こうと思ったこともなかった。劣ってるかどうかなんて更に知るわけがなかった。
正直なところ、なんで急にそんなことを言われるのかも理解できなかったので、ただびっくりしていたように思う。
そうなんですか、くらいの薄い反応しか返せなかった。たぶん彼は議論か何かをしたかったんだろうな。

幾星霜。
彼は果たして、主張の通り、自分の愛する言語で自分の愛する言語を拡張するコードを書き、コミットしたんだろうか。
なんの根拠もないけれど、きっとそんなことはしてないだろうし、この先もしないだろう。
その言語が何なのかはどうでもいい話で、php云々もどうでもいい話で、つまり、今日おねーさんが言いたいことというのは、自分が作った道具や世界でもないのに、ソレに所属してるからってだけのしょっぱい理由で気分を高揚させちゃうというのは、わりとカッコ悪いって話なんですよ。
顔も名前も思い出せないんですけれど、あんたカッコ悪かったよ。
帰属意識は上手に扱うのが難しい割に、手に入れやすい。劇薬だよね。

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