わたし基本的には「ほんの数本のお気に入りのゲームを延々こする」タイプで、故に積んだり、買ってすぐ放置するゲームが山ほどある。
うーん、ちょっと違うなって思ったらもうやらない。
ゲームシステム・UI・UX・セリフの言い回し・世界観や設定に至るまでの狭い条件のどれかが抵触した時点で「ちょっと違うな」が作動してしまう。
食べ物はあまり好き嫌いないんだけど、ゲームはかなり了見の狭い偏食家だ。
やり込む人
一方、たとえばトロフィーコンプリートとか、シナリオの全部の選択肢を網羅するとか、パラメータを上げきるとか諸々の「達成しきる」ことを「遊びつくす」と等価に捉えている人はたくさんいる。
遊びつくすことの定義とかはどうでもいいが、ゲーム強火勢とでもいうのか、この種の人々とゲームの話になると折り合いが良くないので不便だ。
彼らは「ゲーム買ったらちゃんとやりきる」と言う。今まで10人以上からこの表現を聞いてきたから、よくある感覚なんだろうなと思う。
スト5、ララ3年くらいやってた。これはやりこんだと言っていい。
いいとこゴールドランクまでだったから、やり込んだとは言えないのかもしれない。
一方で他のキャラはほぼ触っていないから、やりこんでないかもしれない。
どこからがちゃんとのラインに乗るのか? こんなん主観による。
トロコンタイプの人々は「他にも色々できるのに勿体ない」的なコメントをわたしに投げてくることが多くて、機嫌の良い日ばかりじゃないからカチンとくることだってあるわけ。
むろん、単純に主観の話だから喧嘩するとかはないんだけど。
このズレなんとかならんかな、どうやったらあの奇妙な善意を投げることをやめてくれるだろうか。反論したいとか黙らせたいというよりも、もっと弱い意味で。
私はご飯屋さんに入って、お気に入りのメニューがいっこ見つかったら良いタイプ。その店のメニュー全部を頼むことを重視しない。なんかそういう感じ。