アイキャッチの写真はこないだ届いた新アケコン。例にもれずHitbox。アルミ筐体にしたらちょっと軽過ぎで、持ち歩くにはいいけど、膝おきで落ち着かない。
そしてあたしは持ち歩かない。悩ましい。
はりさんです。
主に使ってるのは少し前までコーリン、さいきんはララにシフトしていて、たまにメナトの練習をしています。
あたしのキャラ選択は(ちょっと歪んでるかなとは思いますけど)、やられてショックを受ける・腹立つ技を持ってるかどうかを重要視しています。
端的に言うと当て身投げ、空投げ、コマ投げ。コマ投げ好きじゃない人って多くて、それなら投げて冷静さを欠いたとこに勝機があるかなという考え方で生きてます。
メナトはコマ投げキャラではないものの、立ち回りで人をイラつかせる成分が多いので注目しています。
そんなんでメナトを人が使ってるの見たり自分が練習してみてちょっと感じたことなどを、今回は書いてみます。
とにかくこのジャンルのゲームは情報の非対称性が浮き彫りになるのが特色で、返しかた知らない限り一生同じ技こすられて死ぬとか、なんぼ暴れても割り込めない連携とか、そんなののオンパレードです。学習しなければならないことがあまりにも多岐にわたるうえ、それぞれの判断は瞬時に行わなければならない。
上手い人々はどーも瞬間瞬間の間合いや技を出してるかとかの状況でパターンマッチングをし「この状況で発生する行動はコレとコレ、だから対応はこれ」みたいな枝刈りを行っているようです。そらそうだ。考えて都度都度なんて無理がありすぎる。
その枝刈りをするにはパターンを知っていなければできず、つまり不断の学習とやりこみが物を言うと。やりこみ全イチは後の全イチて、よくできた言葉だと思う。
あたしは基本、相手が何してくるか何もわからん状態で遊んでますので、パニりやすいし腰は引けてるし、運任せに肘打ちを当てに行って死ぬみたいな日々が続いてます。なんとなく遊ぶならいいけど、目標がある遊び方するならこのままではいけない。
んでメナトです。
ネット対戦でこのキャラの出現率は極端に低く、いわゆるレアキャラに当たるわけです。
いっぽう、大抵のひとはよく当たるキャラの対策をまず進めるはずです。FANG対策に血道を上げる前にふつう道着の対策をする。よっぽど恨みでもなければ。
で、そこを逆手に取ってボコボコにしていけるのがレアキャラならではの強みかとは思うんだけども、程度というものがある。
メナト使う側は多分楽しいんだけど、何してくるかまるでわからないキャラがポンと出てきて投げたり引っ張ったり投げたりされているのは精神衛生的に、大変に、くるものがある。
波動拳を打ちそうだから飛んで殴ろう、それみろ読みが当たったぞーコンボ入れるぜー
みたいなのが楽しいはずなんで、格ゲーて。
さすがに収録38キャラ、12月に2キャラ増えるらしいので40キャラの動作やら特徴やら頭入んないよ。あたしカボチャですしブロンズですし。
メナト自体はたいへんにやりこみがいのありそうなキャラですし楽しそうなんですが、メナトに遭遇しても激萎えしない相手と出会えない場合は双方ただただ不幸だなと思わされている感じです。
そんなふうにあたしが誰かを思わせてるわけじゃなくて、というかうちのメナトさんはデビュー前なんであれですが、仲間内でメナト使って死体の山を築いている人を見たときにそんなことを思ったのでした。
相手が嫌だなと思うことをしましょう!が対人戦の基本である以上、なんぼ相手がメナト対策を怠ったからといって情状酌量の余地はなく、よってボコボコに伸していいわけです。格ゲーにおいては大正義といっていい。
が、仲間内でやるとなるとこれがなかなか面倒で、色々考えることもあるなあという話、でした。
蛇足。仲間内にレアキャラがいるということ自体はめちゃくちゃ歓迎すべきことで、得難い経験値を頻繁に得られるというのが後で効いてくるのは間違いない。「練習」としてやってるフェーズと「友だちと遊ぶ」ってフェーズがごっちゃになってるときに、これらの面倒くさい問題が吹き出すというわけ。
そーいえば腹を立てるというとダルシムとかも相当なものなんですが、あの独特の操作を習得するのはすでにスト2の頃から無理あったので、触らんことになってます。
ザンギエフとかも無論ありなんでしょうが、わたくしレバー折ったんで。