まえにHaskellは挫折しています。
こんな本を買いました。
すごいHaskellたのしく学ぼう!って本なんですが、だいたい読んだのは1/3くらいです。モナドというやつの概念のところまでは辿りつけていません。Haskell理解の難関らしいことは知っています。
こんな状態でございますので、レビューらしきレビューを書ける段階にございません。本に対する文句はありません。楽しげな中身でたのしいです。中に書いてあることはさっぱりわかりませんが。
あたくしの話で恐縮ですが、いまだに、Haskellを書けるようになると何がいいのか、どんな変化があるのか、実のところさっぱり見えていません。この状態でモチベーションを保つのってけっこう難儀なこと。いつ放り出してもおかしくない。
安直で嘘っぽい動機としては、再帰とか遅延評価とかの概念を染み込ませておくのはメリットである、なんかカッコいい、みたいなことが挙げられます。が、これは教養のためにラテン語を覚えておくべきだと言われるくらいピンと来ない話で、もうちっと卑近な何かがほしいところ。
だってなくても生きていけるんだもの。じゃあなんでこんな本を手にとったのか。
ぼんやりとその理由はわかってきたんですけど、難儀な話であります。
あたしまだ=の左右にあるのがなんなのかすら覚束ないレベルですんで、最初の方から再帰がどうのこうのを説明してる辺りまでを繰り返し読んでます。
意味のわからないことが書かれたページに入ると、あたくしはとたんに読解を停止し、紙の上に書かれた文字をを視線で舐めてページをめくる作業に移行してしまいます。大人になって気づきましたがあたしが勉強できなかった原因はコレ。あ、わからない、となったら入力そのものを停止してしまう。
で、そんなことでは困るので、入力停止モードになったことに気づくたびに前のページヘ戻り、繰り返し繰り返し読みながら、日に1ページとかのスピードで読み進めているわけです。
毎日続ければ来年の今頃には読み終わっているはずであります。
そのコードに至るまでの思考がそもそもわからない
文法であるとかカッコが少なくて視認できないとかいう以前に、例で挙げられているコードを眺めた時に、
「なんでそういう解決方法をしようと思えたのか」
というところが理解できなくて、膝をついています。
100個からあるデータを順番にホニャララしたい。
ループですよ。そりゃループで、一個一個をどう捌いたらいいかを考えて、クルクルやる。
Haskellはもうそのへんが、のっけから違う。
まず、最後どうする?から始める。データがないときは?最後の一個の時は?を考える。
で「最後の一個」を最小単位と捉えて、再帰とかいう変なものをかぶせてどうのこうのする。
よくわかりません。
おねーさんとHaskellの現在
行き来の電車の中でほぼ毎日、上にあげた本を読んでいます。
書き口はたいへんにやわらかい文章で読みやすい。いい本だと思います。あちこちに散りばめられたユーモアも好きです。
が、あたしには難解過ぎて本題の内容が理解できないので
だん だん ね む く なっ zzz
特に帰りはこれで乗り過ごしたことが数回。危険な本です。
睡眠導入剤としてはかなり強力な一冊です。眠らずに読めるようになりたい。