朝もはよから家を出て、りんかい線で東京国際展示場まで。
ヨメと2人で、東京ビッグサイトのファイナルファンタジーXIVファンフェスティバルいってきました。
当初の予想を大きく裏切り、めちゃくちゃ面白い2日間となりました。
あたしは開発ボードとライブを楽しみに、ヨメは物販とライブ、スタッフとの交流がお目当て。ヨメ氏は自他ともに認める吉田テンパードでございますし、家ではタイタンのBGMが流れると頭を振る元バンギャであります。
こういったイベントでは、多くの時間を休憩と行列に費やすのが常であり、ヒットポイント4のあたくしが耐えられるか甚だ疑問でありました。
が、結果、余裕。
夏から始めていた立ち机生活の霊験あらたかと言ってよい。霊験じゃなくて体力ですけど。
物販やエオルゼアカフェの行列はすさまじいものがあり、特にカフェはもう不戦敗をきめこんで諦めることにしました。機会があったら秋葉原のエオカフェに行ってみたいものです。
ライブ
(初日)
初日のライブは聴き入っちゃって、マトモに写真取れなかったので絵は割愛。
けいこさんのピアノ、リムサ・ロミンサ出身としてはラノシアのメロディーにぐっと来たり、祖堅さんのアムダプール市街、連弾での「天より降りし力」も勢いがあって楽しかった。
アムダプール市街の演奏が遊び心満載でありました。おもちゃのピアノと段ボール箱(バスドラ)、右足に鈴。一人チンドン屋状態。
あとでニコニコのタイムシフト試聴を購入して聴いてみたけど、ダンボールの音がぜんぜん違ったし、鈴の音も入ってなかったみたい。とにかくライブで聴けてよかった。ニコニコのとは全然別物のサウンドだったんだよ。
へんてこな道具を持ち出してきていながら、それっぽい音をちゃんと構築してしまうあたりは、サウンド諸々担当としての才覚を垣間見せてくれるサービスだったのかなと思います。
(二日目)
もう
なんつうか
やばかった
おっさんバンドかっこいい。超シビれる。
ヨメが祖堅さんと話をした時に、ライブが目当てで来たんだという話をしたらしい。
「じゃあ真ん前においで!」と言われたとのことで、ドマンナカ最前列をがっちりとってました。バンギャの経験値生かされすぎて怖い。あたしその後ろで、周りのお客さんに迷惑にならないかチェックして、ポジション補正する係。まじ献身的。
祖堅さんつう人は、膨大な作業量とクオリティーを維持し、かつ音に関わる色々なところに手を出す人のようであります。生放送の音響やってたりしたとかなんとか?
並々ならぬこだわりを随所に光らせながらも、それを鼻にかけない人柄もすてきであります。
ヨメは祖堅さんのサインを貰うためにいくども交流コーナーに並び、見事雑談をして帰ってくるという金星を上げてきました。
あたしが並んでた時は祖堅さんに会えなかったが、皆川さんへUIの要望を直訴できたので満足であります。
みてこれ。
吉田プロデューサー件ディレクター以外のコアメンバー全員サインゲット。ゲットしてきたのはヨメですが。
GJの一言につきます。
あたしは1回、ヨメ3回くらい並んでたような。行列嫌いなのにモチベーション高い。
エンディング
あちこちで河本と吉田が大号泣wwwみたいな記事出てますけど、実際のとこ壇上も観客席もみんな泣いとった。
絆ブレイカーの異名を出すまでもなく、河本さんといえば伝説的な悪評を権大さんとともに持ってたりするわけです。が、会場では挨拶の時以外はステージに立たず、舞台の袖で延々、大汗かきながらファンとの交流コーナーに立ってました。
彼なりに矢面に立とうとしたんだと思う。
話を聞いた時はふーんそんなイベントあるんだーいけたらいいなー、くらいのテンションだったんですが、結論、来年も行かねばなるまいと思えるほどのイベントでありました。
ネット上だと何かと辛辣な物言いをされがちな(たぶんそういう表現を並べることで俺賢い俺よくわかってるという満足を得られるんだろうと思う)吉田プロデューサー件ディレクターでありますが、あたしの評価は間逆であります。こんな優れた人材抱えとるスクエニは凄いところだねと思う。
何かと壇上では、どうやって吉田Pの言質を取るかみたいな流れが目立ちましたけど、そんなことやって何もかもを性急にするデメリットも考慮されるべき。
致命的なバランスの欠如についてとかについては突っ込んでいいだろけど、今後こんな光景を目指しているんだよという、ビジョンの話がもっとあったっていいなーと思いました。
あのチームを率いているのが田中弘道だったらあたしはそんなに強い関心を寄せなかったと思う。
UOからはじめ、EQやらを経由して今に至っている彼の経歴は、いちMMOプレイヤーとして信頼できると思っています。とくに、UOやDAoCでは数えきれないKill数を上げたPKとしての経験があるというのも大きい。
あちら側を見た人でなければ、見えないバランスの線があるというのがあたしの肌感なのです。
そんなわけで、彼が指揮をとっているFF14というタイトルを、あたしはかなり全面的に信用しています。
来年もいきたいものです。できればもっと大きなハコだといいかなー。
#アートマはやめた
祖堅はワシが育てた!
あんなにブランド意識が高くて空気が読めるタイプの職人は珍しい。
感心するわ。真面目だし。
際立った才覚の人だよねー。
祖堅さんにかぎらず、優秀なコアメンバーを揃えているナーというのは実感しています。
また、吉田さんはそういったメンバーの見せ方/育て方も含めて、イベントの作り方とか、メッセージの出し方とか、考えぬいたのだろうなと思わされます。
かつていろんなプロデューサーetcに失望したりした光景を色々思い出すのよね。
この人は同じ轍をみごとに踏まない。
ギャザクラやると素に戻るため、やはり河本は許すべきでないとは思いますが。