所感から。
ベーシックな戦闘そのものの仕組みは、FF11にやや分があるように感じます。どっちかつうと韓国あたりで量産されてるポチポチ連打ゲーのニュアンス強いですよね。もっとレベル上がって難しいコンテンツになると頭使うようになるのかもしれませんが、操作の仕方そのものは同じだと考えますと、ゲーム性というところでは天井見えてくんのかなと思います。
ボタンを押す。足元にエフェクトが出たら逃げる。みたいな。
※あたし別にFF11の戦闘システムが素晴らしいとは言ってません
ミニオンやら変な乗り物やらがワラワラ出てきているさまを見ますに、FF14って「戦闘は正直どうでもいい」デザインになってんじゃないの?と思っています。キャラクターや装備品の描画、風景については文句のつけようがないレベルにあり、よくもまあここまでやりましたねと言っていい。
なので「気に入った服装で散歩してスクリーンショットをとって悦に入る」のがメインコンテンツなのであろうと考えておるわけであります。
「何かをする」というより「居る」というところに重心をおいてみると良さそうであると。
コンテンツを「攻略」したい向きにはFF11という最適のコンテンツを揃えたサービスが稼働していますし、サービスのベクトルが同じなわけないのよ。そんな経営判断しないわ。
FF11を熱心にやってた皆さんは、さっくりFF14をやり尽くしたあとでヴァナ・ディールに戻ったというような話をよく聞きます。まあそりゃ苦労して手に入れたレリックとか、なかったコトにしづらいよね。
ガチで強い敵とやりたいならFF11、カジュアルにピコピコしたいならFF14、そんなところなんでしょうね。
でもなけりゃ始めたその日のうちに飛空艇乗ったりさせないわ。
カジュアル。あたしにはそんくらいでちょうどいいです。
ガチというとウン十人で大規模Raidとかですが、ピンとこない。昔からピンときたことがない。あっそうなんだすごいねーとは思うんだけど。
多分これは、あたしが昔から「暮らす」ということにひらすら重心を置き続けているからなんでありましょう。
だから酒場で座っておしゃべりしてたり、変わったプレイスタイルの人に会いに行ったり、港町でござしいて居眠りしてたりしたんだろう。
わたしの感想は、バトルは将棋に近いなと思った。
MMOにあるまじき(笑)ことに正解というか最適解があって、
それを見つけて美しい完全な解答を出せるまで反復する、ってイメージ。
ステータスや防具は駒で、必要な駒が揃うとはじめて完璧な(運に頼らない)
クリアが可能になる。
すごくゲーム的なんで、そこだけとっつきにくかったなぁ。
わたしファミコンゲームとかやらなかった人だけど、このバトルって
そっち系の人をターゲットにしてると思う。
つまりは最初から全部、PS4ユーザーを獲るための下準備だったんだと思う。
おそらくスクエニのPS4新作やら過去作リメイクが出るたびにコラボという名の宣伝を
14内で展開展する気なんじゃないのかね。
このゲームEQとかスカイリムと世界の広がり方が違う感じ。
あれは強くなる=徐々に世界が広がる、だったけど。
FF14は次のステージに進めるかどうかの判定がメインストーリーに組み込まれてるんで、
レベル上がるのはほんとに早いよ。
それで序盤は体当たりでぶちあたっても突破できるんだけど、
後半になってくると門も頑丈になるんで、鍵開けてノブひねってって作業が必要になる。
それをやらずにぶちあたってびっくりして辞めちゃう人も多いみたい。
MMO慣れしてる人のほうがそうなりやすいかもしれない。
ははーんなるほど、将棋の件は体感ないから、それが見えてくるのを楽しみにするとして、
>つまりは最初から全部、PS4ユーザーを獲るための下準備だったんだと思う。
FF14を一個のゲームじゃなくてプラットフォームとして考えれば、たしかにそのあり方のほうが正しい、儲けを期待できる形だね。
>MMOにあるまじき(笑)ことに正解というか最適解があって、
今やっているゲームが、今までやってきたゲームと同じルールであることを期待してはならないわね。
スッキリした!ちょっと視界がクリアになりましたよ、あたくし。
いつも、絶妙なとこで示唆をくれることに感謝。