先日仕込んだシードルを小分けにするために、機械瓶というものを買いました。
機械・瓶。
なんかマシーンなものを想像してしまい、リンゴの発酵液を詰めるはずが重油軽油的な気配を感じちゃいますが、圧着できるフタ付きの、こう、なんというか、バッチンとカカッとなる金具とフタ付きの瓶のことです。つまり動力は自分です。ビール瓶とかだと王冠を毎度消費しなければいけない上に打栓器(5,000円くらいする)が必要ですが、これなら頑張れば自分で栓できる上なにも消費せず、ある程度の圧を封じ込めることができます。
こいつを使って楽しく瓶詰めを開催いたしましたので、忘れっぽい未来のあたしにむけて今後の注意点を書き留めておきます。

ビンをさっそく熱湯で洗い、リンゴのシュワシュワした例のやつを注いでいきます。

ビンは冷やせ

ここで失敗一つ目。ビンがまだ熱くて、一気に泡立って溢れてしまう。
便は熱湯消毒した後、熱いまま使ってはいけない。冷やそう。
そりゃコーラを熱いコップに注いだら惨事になるわな。なんで気付かないのか。
#でも急冷すると割れるでよ

ビン底で泡立てるな

同時に購入した特急じょうごはほんとに特急でありまして、これはいい買い物をしたと思っております。
が、失敗二つ目。注ぎこむ時に流れ落ちる勢いでやはり泡立ってしまい溢れてしまう。ビンの肌を伝うように液を落としてやらないといけない。けっこう難しい。
天津飯やディアブロ様みたいに腕がいくつかあるといいんですが、原液のビンを持つ右手とじょうごを押さえる左手しかないので、そこで細いビンを斜めにするとかはけっこう難しい注文であります。

プライミングシュガーが砂糖だって忘れるな

ここまでで、もともと1リットルあったリンゴの発酵液は、おそらくトータルで900ml位になっちゃっているんではないかと思われます。もったいない……。
最後に、砂糖を投入します。補糖というらしい。
が、めんつゆとか作るときと同様に気をつけなければいけなかった。
砂糖を入れると泡立つんでした。顆粒っぽい砂糖使ってたのもきっと敗因の一つ。
あらかじめシロップにしておくとか、そういった工夫が要りそう。
あんなちょこっと入れたくらいで意味あんのかわかんないけど、どうなるやら。

数日ガマン

cider
容量250mlのビン4本におさまったリンゴのよくわからない液体を数日寝かせます。
どうなるかな、お腹壊したりしないかな。
それぞれのビンを見ると、ビン底にはうっすらとオリが溜まっています。一切の加熱をしないので生きとるわけです。
楽しみです。
元の大瓶の底に溜まったオリのほうは、次回作のスターターになるべく、砂糖を食わせつつ待機。冬場だからこういう雑な放置もできるってものだわなー。暖かくなったらなんか考えないとね。

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