Armor値は少々ややこしい。
装備品の素のArmorに加え、+armorというAffixが存在しますね。
また、AmuletやRingはそのもの自体が防御力をもってはいないが、Affixで防御力が付加されることがあります(AffixとしてのArmorは武器を除く全部位に付きます)。
Helmの箇所は、Voodoo Maskとコンパチです。基本性能そのものは全体的にHelmのほうが上ですが、Voodoo MaskにしかつかないAffixがある等の部分で差別化が図られています。
装備品そのもののarmor値とAffixによるarmor値は、全て合算された上でDamageReductionの計算に乗せられます。
参考:Diablo III Combat Mechanics Compendium 2.2 Damage Reduction

partbaseaffix
Helm457397
Voodoo Mask414397
Shoulder406265
Chest457397
Bracer253265
Gloves355265
Belt305397
Pants457397
Boots355265
Shield1159397
Amulet0397
Ring0265

+armorがない場合の最大値は、
Helmの場合
305+355+253+457+355+457+457+406で3045
VoodooMaskの場合
305+355+253+457+355+414+457+406で3002
んで更に、あんま無いでしょうがMojoじゃなくて盾を持つという場合は、
Helm:4204 Mask:4161
このあたりが素の防御力(の最大値)になると。
いやー盾は大きいなー。Blockもあるしねー。

更にAffixの+armorを加算していきます。
ないないづくしのありえない計算にありえない数を重ねるんで夢ばっかり広がりますが、設計上の最大値としては、盾抜きで+3178。盾を入れると+3575。
上の計算結果に加算しますと、
Helm:7779 Mask:7736
になると。

試算

Armor値をどこまであげたらいいんじゃというインスタントな問いへのインスタントな回答を得るには、どんくらいのダメージカットで満足するのかを知る必要があります。
自分LV60敵LV63として、おおまかにですが、DamageReducionごとのArmor値を表にしてみました。

DR30%1400
DR40%2100
DR50%3200
DR60%4800
DR70%7500
DR80%12700
DR90%28500

こんな感じ。
Armor値がDamage Reduction70%を達成するのが7500辺りです。
上の試算でArmor値7779というのを出してますが、あんなありえない例を並べてやっとDR70%。
道は険しいということですね。

で、なんぼあれば自分が耐え切ることができるのかというポイントとの相談になります。
90%ならArmor値28500(ムリw)、60%あればいいというならArmor値4000持ってこいと。
上の理論上の最大値であるところの7779あれば、71.18%のダメージカットを期待できることになりますね。
※この値には彼我のLVの影響が大きいので、LV60の敵相手だったら結果はかなり違います。

Resist

All(全属性)と、Arcane / Cold / Fire / Lightning / Physical / Poisonの各属性それぞれ。Allとそれ以外とでは上限違います。

partallele
Helm8060
Voodoo Mask7050
Shoulder8060
Chest8060
Bracer8060
Gloves8060
Belt8060
Pants8060
Boots8060
Shield8060
Amulet7050
Ring7050

All:
Helmの場合
80+80+80+80+80+80+80+80+70+70で780
VoodooMaskの場合
70+80+80+80+80+80+80+80+70+70で770

Ele:
Helmの場合
60+60+60+60+60+60+60+60+50+50で580
VoodooMaskの場合
50+60+60+60+60+60+60+60+50+50で570

となってます。
で、実際の利用の際の扱いは?
レジは合算してからアレします。よって、全身でAll:150/Ele:60(Fire)持ってたとすると、150+60で210として計算します。

レジストがいくつあるとどのくらいDRできるのか表。
レジ700くらいは目指したいところだなー。贅沢かな。

ResistDR
00.0%
10024.1%
20038.8%
30048.8%
40055.9%
50061.3%
60065.6%
70069.0%
80071.7%
90074.1%

Armorもそうですがこういった数値は、低い値からの立ち上がりにはものすごく効く構図になっています。
「レジなんてどうでもいい」と思ってた人がInfernoでサンドバッグになり、涙ながらにレジもの集め。よくわかりますというか、つまりそれは先日のあたしです。
で、こういったシチュエーションは投じた値から得られるバックがとても大きいため、「これからはレジなんや!」と突っ走ると。コストパフォーマンスの曲がり角を過ぎたことにも気付かず突撃した挙句再びサンドバッグになり涙目になり、なにか次のstatに目覚めるのでありましょう。

また長くなった。
もう少しこのシリーズ続きます。
以下次号。

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