Wikipediaに写真あった

毎朝デーツ(ナツメヤシ)をヨーグルトに放り込んで食べてます、なんて聞いたら「嫌味なやつ」と捉えられても文句は言えない。何だロハスかテメー。
で、わたしの最近はまさにこれになっている。
※ヨーグルトはヨーグルトメーカー(牛乳パックごと放り込む意識の低いやつ)があるので安定供給されている。

厳しかったこないだの冬の影響で、鉢植えにしている裸子植物の大半がやられた。ソテツとかデーツとか、そういうの。植え替えで弱らせたこともたぶん影響した。
ソテツは花屋で実を(装飾用に)売ってたもので、植えたら発芽した。
デーツは同僚からイスラエル出張の土産にもらい、植えたら発芽した。
どっちも発芽率30%くらいあって、これはかなりいいスコア。
いやーもったいないことをした。

気候もまるっきり適してないのに鉢植えにしてる(温度や水分量が安定しない)からもともとハードモードなんだけど、
「でもいったん発芽したからいけるもん」
とかの勢いでリトライしようとしているわけ。
やっぱね、力の源泉は無知だよなって思うトコあるわ。半端に知恵つくと腰が引けて良くないよ。

デーツはこう選ぶ

種無しの果実が好きな人も多いっぽくてデーツも「種抜き」と表示されている物がたくさん売られている。
種がないデーツになんの用があるというのだ。わたしはこれらを買わない。
それ以外にも違いはあって、果実に穴が空いちゃってるから乾燥が進んで固くなりやすい。種抜いてないやつのほうが基本的には柔らかくて食べやすいよ。
本場のデーツは乾燥の段階ごとに商品としては全く別物として売られているとか見かけた気もするので、それぞれで別にいいんだとは思うけれども。
個人的には柔らかいほうが好きなので、食用目的だったとしても種入りを選ぶと思う。

そして天日干しと明記されているやつだ。加熱して乾燥させちゃったやつも売っているが、こんなん中の種子も死んでてダメだ。天日干し種入り。

発芽まで

こいつらを食べたあと、適当に湿らせてほっぽらかしておく。
5年以上前のことなので発芽までにどのくらいかかったか記憶が定かじゃないけど、3ヶ月は余裕でかかってた気がする。半年かかってても不思議じゃないくらい。
この間、器に入れておいて台所に置き、ちょくちょく湿らせることをやっていた。
条件が揃わない限りは発芽って絶対してくれない。乾燥地域に育つやつらはとくにその傾向が強い印象がある(実際どうかは知らない)。
なんで、あの数カ月は「土産にもらっただけの、出るかもわかんねえ種」を数ヶ月湿らせていたってことになる。
気長な話ではあるけど、人間とはタイムスケール違う生き物だしな。
干魃とか洪水とかを生き抜いてきた奴らなんで。温暖湿潤気候のぬるま湯につかってないんで。

上の写真にあるように、結実する物量がやばい植物なんですよ。
とんでもない収穫量がある。
ここから見るに、成長して実をつけられるようになるまでの生育条件がかなり厳しいものなんだろうな、ということは容易に想像がつくわけです。
発芽率が低いか、生育条件が厳しくて花実をつけるとこまで到達できないか。

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