ジャンル・プロアマ問わず、試合中の特定のシーンを言葉で再現してることはよくある。
私はない。たとえばブログとかに何かを書き留める際の風景の話も、記憶でのみ話をしていて、映像を脳内で結んでいるわけではなかった。
だから言語化できないと何もかけない。で、言語化は得意でない。なにしとる?
一瞬でも脳内に描けなければ何のアウトプットもできない。だから完全にゼロってことはないんだろうけど、利用できるレベルが著しく低いんだろなって印象。とにかく揮発性が高くて。
上達は寝ているときに脳が反復することでなされる。イメージする能力が高ければ精度の高い反復がされてるんじゃないだろうか。
想像するのが得意な人なら、日中の練習の効果をx3できるところが、下手くそだとx1.1にしかならんみたいな。
50円で一回ゲームやって寝て、経験値が50円+150円分の人と、50円+55円の人って開きが出るって話になりゃせんかと。
練習量の実質的な差を生む一因になるのかもと考えたわけです。
いろんなことを学も根拠もなく思いついては激浅に生きています。恥の多い人生です。
普段は対空でないよーとか覚えたことをアウトプットできないよーみたいなことをここに書いているわけだが、それが不得意な本当の底の底には何があるんだ?と考えて到着したのがここ。
これらを包むと地頭とか才能とかセンスって言葉になるんでないか。
同じ練習をしても学習効果が違うってことになるから、そしてそれが毎晩起きるから、そりゃ差がつくわよ。
あらゆる上達と記憶の底にあるものを強化できたら、上昇カーブを変化させられるんじゃないか。たぶん30年か40年くらいは着手が遅くなったが、しばらくは下手の横好きで格ゲーやるだろうから。
どうなんだろな、超能力に憧れる中学生がいうような話ししてんだろうか。わからん。
例
トレモステージ。リュウとベガが開幕位置です。
一瞬、ステージの格子の感じとかは出る。時間にすると0.1秒くらいは出るかも。リュウと言われた瞬間に同じくらいの時間、空手家っぽい構えの誰かはでる。で、この人が出た瞬間に対する人は消えるし、トレモステージも消えちゃう。
この状態でリュウを動かそうとか無理なのよ。数秒とか数分とかさ。
ただどうもこいつは訓練でなんとかなる能力っぽい。
だったら取り組む価値がある。
そもそも場数はだいじ
為末さんがいう話の中に「パターンに一致する」って話が出てくる。パターン認識をするには、割と莫大なインプットの蓄積がいる。
これについてはIT業界でもたくさんの奇人変人の伝説があるのでよく分かる。読めないスピードで流れているログを眺めて異変に気づくとか、コードをざっと眺めてるだけなのにバグを見つけるみたいな謎の能力もちがたまにいて、例外なくインプットが莫大な人の中にそれらは現れる。
なので、この話の結論の一つは「ごちゃごちゃ言わねえでたくさん対戦しろ」になるはず。私は明確にインプット不足だ。
参考
為末大学。