むかし、花粉症グッズを買い込むために訪れた薬局のおばちゃんが、こう言い放ちました。
「大変ねえ、でもだいじょうぶ、60(歳)になったら治るからー」
というわけで、花粉症の治し方は”年をとる”でした。
例年、17~19歳のあたりをウロウロしているあたくしには一生縁のない治療法であり、誠に残念至極と言わざるを得ません。
若さって罪なのね。罪なのよ。

飲み薬と点鼻薬はザジテン(すごく効くけど眠くなる)、目薬はロートアルガードを装備してシーズンを戦っております。夜に大雨翌日晴天パターンの日なんかは飲み薬を飲まずにでたりします。
鼻にはティッシュを丸くした鼻栓を詰めて口で息をし、そんな顔を世間様に見せられないのでマスクをして歩きます。この格好でなにかあって、鼻栓を除去しないまま死んだりしたらシャレにならない、とか思いながら通勤しています。緊張感のある毎日です。
花粉症患者のあたくしにとって何がいちばん心を折るかって、朝イチですよ。
起き抜け、目が覚める、襲い来る速攻の鼻ムズムズからのくしゃみ起床パターン。
モーニングアタックという名称まであるんですね。
自律神経の切替時に云々というのを知らなかったので、勉強になりました。

先日気づいたこと。

我が家では一昨年くらいに購入したシャープの空気清浄機が常時稼動しています。SLA99.8%以上はキープ。単純につけっぱなしだということです。
で、こいつが居間においてあります。あたしやヨメのパソコンが置いてあって、おもにいる部屋です。
となりにダイニングキッチンがあります。実際にダイニングに使うかというとまず使いませんが、キッチンエリアです。
土日、家に閉じこもっているのが常です。暖家にパン買いに行くとか外にご飯食べに行くとかはしますが、なんかの用事がないかぎり家の中でうだうだしています。
パン焼いたりね。
そう、パン。パンですよ。あたしがパンを焼くと症状が出るんですよ。
小麦粉?
ちがいます。全然粒子のアレとか大きさも性質もちがう。
ふろふき大根作ってる時も焼きプリンの時も鼻ムズムズしてたし関係ない。
台所にいると症状が出るんだなあ。

どうも違いを生んでいたのは、空気清浄機でした。
キッチンには置いてないんだよ。普段あまり意識はしておりませんが、居間は平気でキッチンは鼻ムズするとなると、シャープのプラズマクラスターナントカカントカはちゃんと仕事をしておったようです。いまや風前の灯というか、他国に身売りするくらいならIGZO門外不出のまま潰していただきたいくらいの酷い企業になっちゃいましたが、空気清浄機はいいんですよ。
押入れかどっかに、古い空気清浄機がもう一台あったはず。
台所に設置して、快適な空間になるかどうか試してみたいところです。

60(歳)になったら治るのからくり

なんか書きっぱなしになってたので追記。
ご存知の方も多いと思いますが、免疫機能が低下するからなんだとか。
アレルゲンに反応する機能が弱まれば確かに、激しく反応することもなくなるってことなのかねー。
それはそれで、なんだか切ない話ではあります。
お大事に。

One thought on “花粉症の治し方”

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