とくに大酒飲みでも酒好きでもないあたしがミードなんていう飲み物を知ったのはご他聞にもれずスカイリムなわけですが、スカイリム効果で流通増えてるらしい。そりゃあんだけゲーム内で蜂蜜酒の話されたら気にもなるわ。
#開発側にミード好きがいるらしいね

西洋ではポピュラーな酒みたいですが、日本で買おうとするとけっこう高い買い物になります。普通見かけたりしない。通販で手軽に買えちゃう世の中ではありますが、スーパーなどで見かける品ではないということですね。
入手難であるか。

でね、ミードの宣伝でよく書いてあるフレーズで「人類最古の酒」ってのがあるわけです。
人類最古ということは、かなり簡単にたまたまできたシロモノであるということができるわけです。これが日本酒とかいうことになると発酵の過程そのものが恐ろしく複雑で、手を出す気にもなかなかなれませんが、人類最古だったらいけんじゃないの。
猿酒レベルのブツだってことでしょ?
ウホ、ウホホとかやってた欧州の野蛮人どもに作れたんでしょ?
文明国家日本にお住まいのおねーさんにとっちゃ余裕でしょー。
で、やってみた結果が余裕であったという話。

ほんとに最古なのか確認した

中国の賈湖遺跡(かこいせき)つうところで出土した陶片から、酒の成分が検出されたということらしい。これが目下のところ最古であると。
で、

米・科学アカデミー紀要の電子版に発表された論文によれば、同大のパトリック・マクガバン博士(考古学)らの研究チームは、遺跡から発掘された陶器片16枚の残留物を分析、鑑定。米や米から作った酒、ブドウ酒、ブドウのタンニン酸、サンザシの実、薬草などの成分が検出されたため、「この遺跡周辺では紀元前7000年ごろに米や果物、ハチミツなどを材料にした酒が造られていた」と結論付けた。

「世界最古の酒」発見、酒造は9000年前から

サーチナの記事を見ると「紀元前7000年」と書かずに「9000年前」という記述をしてた。まあ、わかるけど、いちいち大げさですよね。
ともあれ、蜂蜜の酒が世界最古!じゃなくて、世界最古の酒の材料の一つに蜂蜜があったということですね。なーんだ。
ま、紀元前7000年の土人にも作れるものであることはわかった。

はちみつと水の比率

蜂蜜はそのままだと糖度が高く、菌が繁殖できないというのは以前書きました。なので水入れて薄めるんだと。蜂蜜1:水2だとちょっと濃厚すぎ。あたしの好みはもっと薄いものなので、蜂蜜1:水3以上入れています。濃いの(1:2くらい)も少し作ってありますが、こちらはデザートとして飲む感じ。
機械ビンに蜂蜜入れて水入れて酵母入れて振って2週間くらい放置。おわり。
シンプル過ぎてびっくりだわ。
吹き出したり破裂したりが怖いので、念のためですが毎日開栓して圧を抜きます。
#コーラとかの炭酸飲料用ペットボトルでも作れるんですが、気分の問題ですよ。
#あたしは発泡している状態が好きなので、なるべく炭酸を残すように作っています
#開栓して圧を抜かなくてもパッキンの間から圧抜けるんですけど、いちおう。

うちには常時、酵母さんの備蓄をキープしておりますので、蜂蜜やリンゴジュースを買ってきさえすれば即座に仕込み始められるわけであります。ビン買い足したいが、ヨメの目線をついつい警戒してしまう昨今であります。
あと5本、いや3本でもいいんだけどなー。欲しいなー。
あと澱引き用のサイフォン用意したほうがいいかなあ。

このへんも作るコツなんかが身についてきたら、プロの作ってる本物を色々味見してみたいところです。さすがにあたしのつくるミードのほうが美味いとかはないだろうからね、楽しみです。

#アルコール度数は1%以下でうんたらかんたら

One thought on “ミード作りは簡単”

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