XPの頃はシンボリックリンク(ほんとはジャンクション)を作るのに、シェル拡張のユーティリティーを入れてやらんとダメでした。あちこちのアプリ直下にばら撒かれがちな設定を、データ用ドライブに向けるこすい真似をするのにはそういう手順が必要だったわけです。

Poderosaというターミナルアプリがありまして、こいつがまたプラグインのたぐいはローカルを見るんですな。設定させてくれと言いたいところですが本家では(事実上)すでに開発やめちゃってるので、そういうアレコレは言うなら自分で作れという話にしかならんわけです。
Windows8でもシェル拡張いれないとだめかなあーと思っておりましたところ、

mklink /D リンク名 リンク先

で済んじゃうとのこと。おお。/Dオプションがキモです。コレ忘れると普通のショートカットになるみたい。
Vista以降にサポートされたコマンドみたいね。あたしが周回遅れなだけだったのか。
参照元/参照先のパスがスペースを含む場合、クオートしてあげるのをお忘れなく。
というかディレクトリ名にスペース使うのやめてくれんかなあ。

参考

アジアの大砲 : [poderosa]マクロ、最初の一歩

なんか いろいろ : mklink コマンドで、ハードリンク / シンボリックリンク / ジャンクション を作成する

「Windows8でシンボリックリンクを作る」への3件のフィードバック

  1. まだXP使いなので、間違ってるかもしれませんが、XP までは、ジャンクションのことをシンボリックリンクとも呼んでいましたが、Vista以後は、ジャンクションとは別に「シンボリックリンク」ができるようになったようです(互換性はないらしい)。
    ジャンクションはフォルダへのみのリンクですが、シンボリックリンクはファイルにもリンクできるそうです。
    オプションなしでは、ショートカット(これは拡張子が.lnkなどの単なるファイル)ではなく、ファイルへのシンボリックリンク、/D オプションはフォルダへのシンボリックリンク、/J がジャンクション、/H がハードリンクらしいです。
    参考:http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/988symlink/symlink.html

  2. 通りすがりさん
    コメントいただいてましたね、ありがとうございます。
    ちょいと調べたところ、たしかに本物のシンボリックリンクが扱えるようになっていますね。
    何の気なしに/Dとかのオプション使って暮らしてましたが、まさかあそこでそれぞれの機能が違っていたとは思ってませんでした。
    勉強になりました。ご指摘感謝です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です