牧羊毒忍者という生き方

あれは幾星霜、UOが何度目かの安直な大型アップデートをして、剣と魔法の世界にサムライとニンジャが仲間入りした頃。
当時のあたしはもうとっくにたたきつけられ、打ちのめされて、出汁も出ない有様だった。
世界を2つに分けてLBをドリル男に仕立てた上、Todd McFarlaneがオマケ冊子の微妙な漫画を書き、そのストーリーもなんだか有耶無耶のままこんどは騎士と霊媒です、そしてサムライニンジャです、と、こんな仕打ちが続いてヒットポイントゼロにならないほうがどうかしていた。
なので、ゾンビのようにヨロヨロとスキル上げを繰り返しつつも、そのスキルでそのキャラでなにをしたらいいのかなんていうビジョンは何一つ見えないまま作業に明け暮れており、実際、正邪の何とかであたしが得たのは10円リコールというのが便利だということだけだった。
これはいまでもそうだ。色々便利らしいが、そもそも名前が頭に入ってこない。
徳之島であたしが得たのはルンビだけだ。サムライもニンジャも、未だによくわからない。
テンプレとかで「ネクロ・パラディン・武士ほにゃらら」みたいなのが定番らしい。
ネクパラとか言われた時点で萎えてるのに武士まで追加だ。強いんだって。知るかよ。
と、いつもどおりの前口上を垂れ流し終えたのでぼくようどくにんじゃの話だ。

生き方とか言われましても、じつはそんなのないんですけどね。練りに練ったビルドであるならばまだしも、そうでもないので。
あたしは常識的なほうで、突飛な思いつきというのを苦手にしているタイプです。発想力の不足にいつも悩まされ、なんであたしの頭はやらかくないのだろうとうなだれておるわけです。

毒は、ネクロの子が持ってたら面白いかなあとGMまで上げたものの、そんなに面白くなりそうもなかったのでソウルストーンでスキルの引越しをし、なんとなく受け入れる余裕のありそうなステハイGMだけが取り柄の忍者に持たせたという流れ。ネクロもネクロでよくわからないが割愛。
いっぽうの牧羊。
牧羊を入れたのは、いくつかの厄介なモンスターをテイムするにあたって、危険な現地から一匹だけ引っぺがす必要に迫られたというのがその理由。ソロでのテイムを断念しかかっていたルンビなどは大陸の3分の一を延々引っ張りまわし、人んちの軒先に引っ掛けてテイムすることと相成った。
牧羊杖使ってルンビを自分にターゲット、自分はステルスで隠れてるからターゲットされない、走り出さないように注意を払いつつお散歩して、適当なところでROしてテイマー連れてくるわけです。
このルンビもこないだ、めでたくお気に入り。家主のBobさんには感謝の気持でいっぱいである。あの家は大事にしてほしい。

必要やビジョンがあってのスキルの組み合わせではなくて、ちょっと使い道の思いつかないスキルを押し付けたり、テンポラリな用事で上げたスキルを持っているだけだったり、そんないきさつがあるんである。
忍者強いと言われてもピンと来ない以上、たぶんあの子は暫くの間、何に使うのかよくわからない毒スキルを抱えたままになりそうな気がする。
ステルスハイド牧羊そのものは恐ろしく便利なんですが、華が無いですね。巷では古代龍撃破動画が人気ですが、アレはコースと手順考えると結構な忍耐力が必要なはず。えらいことやるなあ。
そんな牧羊ですが、半端は良くないということで昨日GMにいたしました。パチパチ。
このスキルを上げる日が冗談でも来るとは思ってなかったので、たいへんに感慨深い。
武器鑑定とか物乞いとか検死とか、ほんとそれなんですかスキルがてんこ盛りなのがUOのよいところではある。そういうのをわざわざ取る人がたまにいるということも含めて。


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